声優、そしてアーティストとして活躍する内田真礼のファンクラブイベント「LIVE IS LIKE A SUNNY DAY♫ Vol.5」が、2023年4月30日(日)に、なかのZERO大ホールにて開催された。

昼夜二公演で開催された今回のFCイベントは、FC会員の呼称である“エージェントチェリー”の合同入隊式という設定で、スパイ映画さながらに、内田真礼がエージェントチェリー司令官・Maaya、MCを務める音楽プロデューサーの冨田明宏氏がプロエージェント・トミー、同じくMCを務める構成作家のちゃんこ氏が傭兵(洋平)として、ステージ狭しと駆け巡った。

超機密諜報機関LILASの秘密文書を奪った侵入者を捕まえるべく、昼の部ではいきなり客席に姿を現した内田真礼(夜の部では、ステージから客席に降りる演出)。今回のイベントから声出しも解禁となり、客席からは大きな歓声が上がる。

ミッション・インポッシブルのテーマが流れる中、「Maaya Impossible」のコーナーがスタート。このコーナーは、内田真礼のスパイとして必要なスキルをチェックするコーナーで、「忍耐力」「判断力」「運(ラッキー)」「射撃センス」「リズム感」といった5つの項目でのチェックが行われた。

「リズム感」では、BANDエージェント(MAAYA BAND)のメンバーもステージに登場。通常とは異なるテンポで歌唱する【テンポチェンジ】やお題に沿った声で歌う【声真似】に続く【パートチェンジ】では、黒須克彦(ベース→キーボード)、山本陽介(ギター→ドラム)、今井隼(キーボード→ギター)、村田一弘(ドラム→パーカッション)、大串友紀(パーカッション→ベース)といったように、メンバーそれぞれが普段とは異なる楽器を見事に演奏し、会場全体が大きく盛り上がる。そして、【コールアンドレスポンス】では、FCソングである「サニーデイ・アンセム」を客席と一緒になって熱唱し、「Maaya Impossible」を締めくくった。

そしてお待ちかねのライブコーナー。真っ赤なチャイナドレス風の衣装に着替えた内田真礼が、昼の部では「創傷イノセンス」「カナリア」「Sensation Dancin' Show」「Smiling Spiral」「take you take me BANDWAGON」「Step to Next Star!!」、夜の部では「創傷イノセンス」「agitato」「Sensation Dancin' Show」「Smiling Spiral」「LIFE LIVE ALIVE」「Seasons Come, Seasons Go」といった、それぞれ6曲を披露。コロナ禍の3年間、聞くことができなかったファンからの歓声を身体いっぱいに浴び、感極まりながらも、最後まで笑顔で歌いきり、大盛りあがりのFCイベントの幕を閉じた。

なお、イベントの中で、9月からスタートするライブツアーのタイトルが「UCHIDA MAAYA Live Tour 2023 Happy Research -HIKARI-」となることが発表され、福岡公演では初のファンクラブツアー「#まあやたび野球とライブ満喫ツアー~一緒に福岡行こうばい!~」の実施も明らかにされた。秋のライブツアーに向けて、2023年を駆け抜ける内田真礼の今後も引き続き注目したい。

●内田真礼「LIVE IS LIKE A SUNNY DAY♫ Vol.5」セットリスト

【昼の部】
M-01. 創傷イノセンス(アレンジver)
M-02. カナリア(アレンジver)
M-03. Sensation Dancin' Show(アレンジver)
M-04. Smiling Spiral
M-05. take you take me BANDWAGON
M-06. Step to Next Star!!

【夜の部】
M-01. 創傷イノセンス(アレンジver)
M-02. agitato(アレンジver)
M-03. Sensation Dancin' Show(アレンジver)
M-04. Smiling Spiral
M-05. LIFE LIVE ALIVE
M-06. Seasons Come, Seasons Go