Twitterを運営する「X」社(X Corp.)のCEOであるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は5月12日、新CEOとしてリンダ・ヤッカリーノ氏を雇用したと発表した。新CEOは、約6週間以内に就任する予定としている。ネットでは「さてさて、どうなることやら・・」「いい方向に進んだらいいけど、Twitter Blue廃止とか」などと話題となっている。

マスク氏は自身のTwitterにて「X/Twitterの新しいCEOを雇ったことを発表できて興奮しています。彼女は6週間後に入社する予定です!」とコメント。ヤッカリーノ氏は、米メディア大手のNBCユニバーサルの幹部として広告やマーケティングを担当していた。Twitterでは主にビジネス運営に携わるとされ、あわせてマスク氏自身は、プロダクトとソフトウェア、システム管理を監督する会長兼CTOに移行する予定だと説明した。

マスク氏は以前、自身がTwitterのCEOを辞任すべきかどうかのTwitter投票を実施し話題となっていた。その投票は、最終的に57.5%が「辞任に賛成」、42.5%が「辞任に反対」という結果になり、CEOを辞任する意向を示しこの仕事を引き受けてくれる愚かな人を見つけ次第、CEOを辞任するつもり」と発言していた。

ネット上では「いい方向に進んだらいいけど、Twitter Blue廃止とか」「オーナーに変わりはない」「さてさて、どうなることやら・・」「CEOは辞任するけど完全に離れるわけではない」などの声が寄せられた。