昔のホンダ「レジェンド」の写真が2枚ならんだツイートに注目が集まっています。1枚は運転席におじいちゃん、助手席にニコニコ笑顔のお孫さんといった光景。もう1枚は運転席に若者、助手席におじいちゃんが乗っていますが、まさか……?
幼かった頃に祖父が大切に乗っていた
ホンダ レジェンド。色々な場所に連れて行ってもらった思い出があります。
そんな私が社会人になりレジェンドを購入。
祖父は免許を返納してしまったけれど、
生きてる間にまた絶対に乗せてあげたい!!
という思いがあり、今日やっと叶えることができました(@BMWE36justiceより引用)
ツイート主のジャスティス(@BMWE36justice)さんは小さいころ、おじいさまが運転するレジェンドでいろいろなところに連れて行ってもらったとのこと。思い出のクルマに、運転免許証を返納してしまった祖父をもう一度乗せてあげたい……。そんな思いから、社会人になった今のタイミングで祖父の愛車と同じレジェンドを購入したそうです。このツイートには「素敵な話で感動しました」「じいちゃん孝行だね」「語り継がれる、まさにレジェンド」など感動の声が続々。4,200件以上のいいねが寄せられています(5月9日現在)。
投稿者さんに聞いてみた
――お見受けしたところ、こちらのレジェンドは1996年に発売になった3代目モデルでしょうか? 社会人になってから、初めて購入されたクルマですか?
はい。3代目の「KA9」、レジェンド前期、グレードはユーロです。
もう1台、私がチャイルドシートをつけて乗っていたBMWを父親から譲り受けて乗っています。レジェンドはセカンドカーになります。自分が買ったクルマとしては初めてです。
――こちらのレジェンドでおじいさまとどこかにお出かけになりましたか?
買ってからは近所を一緒にドライブしたくらいです。近々、箱根に行きたいです。
――おじいさまのご感想は?
とにかく懐かしいとのことでした。富山、名古屋、東北など、いろいろなところをドライブしたことを思い出して懐かしがっていました。僕の買ったレジェンドに乗って、乗り心地、静粛性、内装の質感、手縫い感覚のスムースレザーのシートがとてもいいといっていました。祖父は新車で19年間乗っていました。
――3代目レジェンドは今でいうと「旧車」の範疇に入るクルマなのではないかと思います。乗っていて楽しいことや、維持するのに苦労することなどありますか?
旧車ですね。どちらかというと「ネオクラシックカー」だと思います。大変なことは部品が出ないことですね。日々の運転は、とにかく大きいクルマですが視界がよくて、乗り心地もピカイチで運転しやすいです。
レジェンドは1985年に初代が登場。今では生産終了になっていますが、ホンダのフラッグシップセダンとして長らく同社ラインアップに君臨していたまさに「伝説」のクルマです。3代目レジェンド発売当時のホンダのプレスリリースを調べてみると、「乗り手がクルマに期待する感覚と実際の体感にズレがない“ヒューマン・リニアリティ”の実現に向け、全てのメカニズムに完璧なまでの熟成と洗練を求め、ラグジュアリーカーとしての豊かさ、高い質感、品位の具現化に取り組みました」との文言がありました。
古いクルマはデザイン性の高さやレトロな感じが魅力的ですが、思い出の1台を改めて購入してみるのも楽しそうですね。
幼かった頃に祖父が大切に乗っていた
— ジャスティス⛑ (@BMWE36justice) May 4, 2023
ホンダ レジェンド。色々な場所に連れて行ってもらった思い出があります。
そんな私が社会人になりレジェンドを購入。
祖父は免許を返納してしまったけれど、
生きてる間にまた絶対に乗せてあげたい!!
という思いがあり、今日やっと叶えることができました😊 pic.twitter.com/U5skGhK1Mr