森トラスト・ホテルズ&リゾーツは5月10日、「紫翠(しすい) ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」(奈良県奈良市)の開業日を8月29日に決定したと発表した。5月10日より、宿泊の予約受付を開始している。
同ホテルは、「奈良公園」の西端、東大寺や興福寺、春日大社などの世界遺産にも囲まれたエリアに立地。"伝統と現代の結び"をコンセプトに、奈良が擁する自然や歴史と伝統、時の流れの神秘を体感する滞在の提供を目指す。
客室は、奈良の伝統を感じる趣ある佇まいに自然と調和するインテリアを施した全43室を用意。一部客室には、天然温泉の湯による内風呂、露天風呂を設えている。
ホテルメイン棟は、大正時代に建てられ、「奈良県知事公舎」を当時の設えを残しつつ現代に蘇らせたものとなっている。
そのほか、ホテル館内には、奈良のテロワールと歴史ある食文化が楽しめるレストランや蔵を活用した鮨カウンター、温泉露天風呂を配したスパを配置。
同敷地内では、四季折々の木々の美を堪能できる日本庭園「吉城園」、旧興福寺子院「世尊院」をリノベーションしたカフェなども楽しめる。
また、同ホテルでは8月29日〜12月22日の宿泊期間を対象に、開業記念宿泊プラン「古都 Collection」も販売。同プランではホテル紋章のデザイン監修を手掛けた墨匠・長野睦氏手作りの「ホテル紋章入り奈良墨」の記念ギフトも用意している。