イノベーションシステムは5月10日、「幼児期の習い事の数と習い事の種類」に関する調査結果を発表した。調査は4月14日〜20日、偏差値60以上の中学校・60以下の中学校に通う子を持つ母親200名(各100名)を対象にインターネットで行われた。
偏差値60以上の中学校に通う子どもを持つ母親の居住地は、「関東地方」が最多の53人。次いで「中部地方」(18人)、「関西地方」(15人)という結果に。世帯年収は、多い順に「年収900万円以上」(26人)、「年収500万円〜700万円未満」「年収700万円〜900万未満」(ともに24人)。
一方、偏差値60以上でない中学校に通う子どもを持つ母親も、「関東地方」が最多だったものの、その人数は30人。次いで「中部地方」(22人)、「関西地方」(18人)となり、世帯年収で一番多かったのは、「年収300万円〜500万円未満」や「年収500万円〜700万円未満」(ともに24人)で、次いで「年収700万円〜900万未満」(21人)だった。
次に、偏差値60以上の中学校に通う生徒が幼少期にしていた習い事の数を尋ねたところ、「3つ」が最も多く29%。次いで「2つ」(25%)、「1つ」(21%)が上位に。習い事は、「スイミング」(53.4%)や「ピアノ、ヴァイリオンなどの楽器」(47.7%)、「英語」(39.8%)が多い結果に。
一方、偏差値60以上ではない中学校に通う生徒が幼少期にしていた習い事の数は、「1つ」(42%)が最も多く、次点は「させていない」(31%)。一番多かった習い事は「スイミング」で35人(50.7%)、次に多かったのは、「英語」(15人/21.7%)、「体操」(14人/20.3%)と続いた。