スタジオアリスは5月12日、「子どもにありがとうと感じる瞬間調査」の結果を発表した。調査は4月7日~10日、0歳~大学生までの子を持つ男女500名を対象にインターネットで行われた。
まず、子どもに感謝する瞬間があるか質問すると、9割以上が「ある」「とてもある」と回答。どういった瞬間に感謝を感じるかを聞いたところ、未就学児の親は「子どもが笑顔の時」(84.3%)、「子どもの成長を感じた時」(67.3%)、「子どもの寝顔を見た時」(54.1%)が上位に。小学生の親では、未就学児と上位は同じ回答だったものの、「子どもが家事を手伝ってくれた時」(52.2%)にも票が集まり、中学生以上大学生以下になると「子どもの成長を感じた時」(78.8%)が最多となり、子どもの年齢が上がるにつれ、子どもの表情や動作だけでなく、行動に感謝を感じる親が多いよう。
また、子どもから元気・活力をもらう瞬間については、「ふとした瞬間」(72.0%)が7割を超え、次いで「仕事で疲れている時」(31.4%)、「夫婦・パートナーに対してストレスがある時」(20.4%)と続いた。
続いて、お祝いができる年齢に達していない子の親を除き、子どもから母の日をお祝いされたことがあるかを聞くと、約3割が「毎年ある」(26.9%)、約4割が「ある」(38.9%)と回答。
もらって嬉しかった、もしもらえたら嬉しい母の日のプレゼントについて子どもの年齢別にランキングにしたところ、未就学児・小学生の親では「子どもが描いた絵」が半数以上の票を集めて1位に。また、定番の「お花」に加え、「手紙」や「子どもが作った工作品」なども上位となったほか、どの年齢でも「感謝の言葉」が3位以内にランクインした。
次に、日頃、子どもに感謝の気持ちを伝えているかと尋ねたところ、「十分に伝えている」(38.0%)と回答した人は4割にも満たず、6割以上が感謝を伝えられていない現状が明らかに。一方で、子どもに感謝を伝える機会を増やしたいか聞くと、8割以上もの人が「そう思う」(38.4%)、「どちらかというとそう思う」(48.4%)と前向きに考えていることがわかった。
また、自分を親バカだと感じたエピソードを募ったところ、「バレエのコンクールのとき、自分の娘が一番上手だと思った」「授業参観で誰よりもかわいいと思ってしまう」「走るのが得意なので、将来は駅伝選手になれると思った」「かわいすぎて芸能界に入れると思った」「テストで100点が続いて天才かと思った」といったエピソードが。
最後に、子どものふとした発言に心救われた経験について聞いたところ、8割以上が「とてもある」(35.4%)、「ある」(46.2%)と回答。心に響いた子どもの言葉を教えてもらったところ、「パパ、お仕事頑張ってくれてありがとう」「抱きついてきて『ありがとう』」「『お父さんおかえりなさい』と玄関まで飛んできた時」「ママは僕の宝もの」「ママといるとほっとする」「お母さんのご飯が一番おいしい」といった回答が寄せられた。