俳優の山田裕貴が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜22:00~)。12日放送の第4話を前に、宮崎真佐子プロデューサーが見どころを語った。
本作は、都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまい、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で、乗客たちが生き抜くためのサバイバル生活を繰り広げる物語。この電車に乗り合わせた乗客で、メディアでも活躍するカリスマ美容師・萱島直哉役を山田、正義感溢れる消防士・白浜優斗役を赤楚衛二、高校の体育教師・畑野紗枝役を上白石萌歌が演じている。
■第4話あらすじ
森を探索していた加藤(井之脇海)が何者かによって刃物で刺される緊急事態が発生。犯人と思われるキャップ帽を被った人物は、すぐさま現場から逃走してしまう。加藤の命を救うため、乗客の持ち物の中から傷口の処置に使えそうなものを集める直哉(山田裕貴)や紗枝(上白石萌歌)、加藤が残したメモを元に森から薬草を調達してくる米澤(藤原丈一郎)たち。さらに医師志望の和真(日向亘)も加わり、乗客たちが一丸となって懸命な処置を行なっていた。
しかしそんな中、優斗(赤楚衛二)はふと、火災現場で先輩隊員に怪我を負わせてしまった自身の辛い過去を思い出してしまい…。
■宮崎真佐子プロデューサーコメント
4話は、加藤の生死と乗客たちの団結、そして新たな展開がある回です。加藤を刺した犯人は誰なのか? 田中さんも不穏な動きをしていて…。そのあたりがだんだん判明してくる回です。ここから、『ペンディングトレイン』は大きく動いていきます。
優斗が真っ直ぐ過ぎてツラいという視聴者の方の声もありますが、今回で優斗がなぜそんなにも「みんなを助ける」ことにこだわるのか、優斗の心のうちが分かります。
そして、直哉と優斗の関係性もさらに深まります。あんなにバチバチしていた2人がここまでの仲になるのか! というシーンも。直哉と紗枝の急接近もあり、3人の関係性が変わっていきます。
そして、直哉が乗客たちのヘアカットをしてあげるシーンもあり、実際に山田さんが松雪(泰子)さんの髪を切っています! 山田さんが事前に練習をして臨んでいました。電車の中で髪を切るという、今まで見たことがないドラマのワンシーンだと思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
ペントレも3話まで放送し終わり、思ってもみなかった所まで視聴者の方に色々考察していただき、本当にありがたいです。ここから怒涛の中盤戦、そして新展開が巻き起こっていきますので、ぜひ最後までペントレの世界を楽しんでいただきたいです。そして、“生きるって何だろう。人を想うってなんだろう”という、このドラマのメッセージを届けられるよう、私たちも頑張ります。
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