NPO法人DAREDEMO HEROは、5月6日、7日にフィリピン・セブ島でセブ日本人会が盆踊り大会を開催し、地元の人々を中心に2万人以上の来場者を記録したと発表した。

フィリピンはアジアでも有数の親日国。アニメやコスプレなど日本のサブカルチャー、日本食も人気だが、若者が真の日本文化に触れる機会はまだまだ少ない。また、日比の関係を語る際に忘れてはいけない歴史もある。セブ日本人会では、日比文化交流と戦没者慰霊のために、2013年から盆踊り大会を開催してきた。パンデミックの影響で開催が見送られてきたが、今年4年ぶりに開催され、2万人を超える来場者を記録したという。

盆踊り大会には、秋田西馬音内盆踊りチームも参加。さらに多くのコスプレイヤーも来場し、日本のサブカルチャーを楽しんだ。会場では和菓子職人による和菓子の販売や、ワークショップも行われた。

また開催前日には、盆踊り会場付近の貧困集落に和太鼓チームGOCOOが訪れ、100人の子どもたちを招待して和太鼓のワークショップも開催されたという。