俳優の鈴鹿央士と上杉柊平が、福原遥と深田恭子がW主演を務めるTBS系火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(7月スタート、毎週火曜22:00~)に出演することが11日、発表された。
本作は、福原遥演じる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田恭子演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。本作のタイトル『18/40~ふたりなら夢も恋も~』の“18/40”は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーである。
このたび、新たなキャストとして鈴鹿央士と上杉柊平の出演が決定した。鈴鹿が演じるのは、有栖の家の近所のボロアパートに住む大学生・黒澤祐馬(くろさわ・ゆうま)。有栖と同じ大学に通っている祐馬は、将来はプロダンサーとして生きていきたいと思っているが、有栖に話せない訳ありの事情があるという役どころだ。
そして上杉が演じる加瀬息吹(かせ・いぶき)は、美術品輸送専門ドライバーだが、かつてはプロでも活躍した野球選手だった。口下手で不器用な性格から、周囲からは不愛想に見られることが多い。瞳子と金沢で運命的な出会いをする加瀬にも自分の中で抱えている訳ありの過去がある。
祐馬を演じる鈴鹿は、高校生の時に現事務所の先輩である広瀬すずの一言からスカウトされ、2018年にモデルデビューし、2019年からは俳優として活動も始める。映画「蜜蜂と遠雷」の天才ピアニスト役で新人賞を総なめにし、その後も数多くの映画やドラマに出演。日曜劇場『ドラゴン桜』(2021年)では優秀であるがゆえに難を抱えた生徒役を好演し話題となった。さらに、『六本木クラス』(2022年・テレビ朝日)、『silent』(2022年・フジテレビ)など話題作に出演。また、5月23日からスタートするドラマストリーム『スイートモラトリアム』では主人公を演じることも決定している。
一方、加瀬を演じる上杉は、2015年に俳優デビュー後、様々な映画やドラマに出演。今年12月に配信予定の Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』など話題作の出演も控えており、次代を担う俳優として注目されている。TBSドラマへの出演は日曜劇場『グランメゾン東京』(2019年)にゲスト出演して以来、約3年半ぶりとなる。
鈴鹿と福原、上杉と深田、2組はそれぞれ初共演。鈴鹿演じる祐馬、上杉演じる加瀬は有栖、瞳子のそれぞれの悩みや葛藤にどう寄り添い、どんな恋模様を魅せるのか。生きづらさを感じている人が少なからずいる現代社会で、有栖と瞳子の年の離れた2人に芽生える友情のかたちとは――。そして、有栖と祐馬、瞳子と加瀬のふたつの恋の行方にも注目だ。
■鈴鹿央士
今までに演じたことのない役柄なので、また新しい自分を発見するいい機会をいただいたなと思っています。
僕が演じる祐馬は、自由を追い求めながら、人や物に対する感性はフラットな人だなと思います。色々なことを受け入れながらも、受け止められないことでもちゃんと向き合い進んでいて、そんな祐馬を真面目ながらも時には自由に演じられたらいいのかなと思っています。
福原さんとの共演は初めてですが、「波長が合いそう」と周囲から言われていて、この現場で一緒にお芝居できるのが今から楽しみです。祐馬なりの言葉や姿勢で有栖を支えていくところも楽しみながら見ていただけたらうれしいです。
■上杉柊平
恋模様が描かれるドラマの主人公の相手役を演じるのは初めてなので、個人的にすごく楽しみです。福原さん深田さん演じる女性たちが抱える悩みを支えられる加瀬を演じられたらいいなと思っています。
加瀬は一言で言うと不器用な人間だと思いますが、瞳子との出会いによってどのように加瀬自身が変わっていくのか僕もすごく楽しみです。深田さんとは初めての共演となりますが、気さくですごく笑顔が素敵な方だなと思いました。
性別や年齢問わず、「1人では生きていけないよね」ということをすごく感じる作品になっていると思いますので、色々な視点で楽しんでもらえたらいいなと思います。お楽しみに。
■プロデューサー・韓哲
次代を担うことが間違いない、いま目覚ましい活躍を見せる2人の俳優の出演を発表できてうれしく思います。鈴鹿さんには、これまでに演じたことのない役柄なので、俳優として新しい鈴鹿さんの魅力を見せてほしいとお話ししました。上杉さんには、表現者として多彩な彼だからこそできる大胆で繊細な演技を見せてほしいと期待しています。福原さん深田さんの女性同士の絆とともに、福原さんと鈴鹿さん、深田さんと上杉さん、ふたつのラブストーリーにどうぞご期待ください。
(C)TBS