女優の志田未来が5月10日に30歳の誕生日を迎え、主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『勝利の法廷式』(毎週木曜23:59~)の撮影現場でサプライズの祝福を受けた。

  • 左から風間俊介、志田未来、高橋優斗=読売テレビ提供

ドラマオリジナルの今作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士・神楽蘭(志田)が、謎の脚本家・黒澤仁(風間俊介)の力を借りて現代社会の闇を暴く劇場型リーガルミステリー。

この日の撮影には、風間と流川蒼役の高橋優斗が参加。神楽法律事務所の面々がクライマックスを迎える終盤シーンの撮影後、サプライズでの祝福となった。風間&高橋とスタッフ一同から寄せ書きや撮影中の写真を収めたアルバム、蘭のビジュアル写真などをデザインした巨大ケーキをプレゼントされた志田。突然のバースデーサプライズに驚き、「泣きそう!(笑)」と涙ぐみながらも笑顔がこぼれた。志田は「この仕事は体力勝負の仕事だと思っているので、30代に突入したということで、体を労わりながら(笑)、これからも頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

きょう11日放送の「CASE5『仮面』」では、蘭の事務所に、子役時代の友人・紗世(堀田茜)が妹に連れられてやってくる。もうすぐ結婚するという紗世は幸せそうだが、妹は姉が騙されていることに気付き、相談に来たのだ。紗世の結婚相手は、SNSで知り合ったハン・ジエンという男。紗世はジエンと直接会ったことがないが、彼に頼まれて300万円を送金していた。どうやら、国際ロマンス詐欺に引っかかってしまったらしい。

妹は蘭に、紗世の目を覚ましてほしいと頼む。弁護士の立場では返金の手伝いしかできないと戸惑う蘭。すると黒澤が「探偵になればいい」と言い出し、ハン・ジエンの正体を突き止めることに。蘭と黒澤は、紗世とジエンのビデオチャットをモニタリングする。黒澤は紗世にジエンをおびき出すためのやり取りを書いた台本を渡し、その通りに話すようにと伝えていた。演技に自信がないという紗世に、蘭は子役時代の演技スキルを紗世に伝授する。

そして紗世は、ジエンと直接会う約束を取り付けることに成功。紗世とジエンの待ち合わせ場所に、蘭と蒼が向かい待ち伏せる。しかし現れたのは、ジエンとは似ても似つかない近藤(篠山輝信)という人物。近藤は、そんな男のことをまったく知らないという。後日、蘭たちは改めて紗世を連れて近藤に会いに行くが、対面した紗世は突然泣き出す。そして近藤を訴え、裁判を起こすことに。

一方蒼は、黒澤の婚約者である黛十和(入来茉里)が連続女性殺人事件の被害者だったことを知り、黒澤の正体に疑問を抱き始める。蒼は今回の弁論は自分がやりたいと言い出し、蘭も承知。裁判では順調に弁論を進める蒼だが、思いがけない横槍が入り……。