お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が5日、YouTubeチャンネル『太田上田』に出演。動画「【太田上田 #389 (2)】太田上田が“新たな賞レース”を考えました!」内で、結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(グランプリファイナル 20日19:00~フジテレビ系で生放送)への出場を諦めた理由を明かす一幕があった。
同チャンネルでは今回、視聴者から寄せられた質問に回答する企画を実施。そのなかで、「新たな賞レースを主催するならどんな賞レースにする?」という趣旨の質問が取り上げられたことをきっかけに、『THE SECOND』にまつわる裏話を太田が話す流れとなる。
「『THE SECOND』は俺、出たかった」と明かす太田。「発表されてすぐ、司会が東野(幸治)だったから東野に会って、『あれ、俺らも出ていいの?』って言った」と実際に行動にも移したが、東野は「うーん」「ちょっと僕には判断できないんでフジテレビに(確認してください)」「吉本的には喜ぶと思うんですけど。爆笑さんが出てくれたら」といった反応だったそうだ。
その後、フジテレビで仕事があった際に『THE SECOND』の担当プロデューサーにも出場可否を尋ねたという太田。しかし、「『俺ら出ていいの?』って聞いたら、『うーん……』って言われて。『ちょっと1年様子見てもらえませんか?』みたいな」雰囲気だったことを明かした。
その一方で、「選考会」「開幕戦ノックアウトステージ32→16」と、本番を合わせて優勝するには最大5回勝ち抜く必要がある形式も、太田としてはハードルが高いと感じたようで、「まずスケジュール的に無理だし。5本もネタを作るのもさ、しんどいじゃん?」「『決勝からじゃダメなの?』って」と、最後だけの参加はできないかも尋ねたことを告白。
これには上田晋也も「まあそうね。爆笑ぐらいの下地があったらね」「それで落とされた日にはね。爆笑問題2回戦負け、みたいな」と納得するが、プロデューサーは「それはもう本当に厳正に……」という返答だったそうで、太田は「カッコ悪いじゃん、そんなの。『いいじゃん、爆笑問題だよ?』って」「やけに真面目なんだよ」と冗談めかして、笑いを誘っていた。