円谷プロダクションは、『ウルトラセブン』55周年コンセプトムービーとして制作する「ウルトラセブン IF Story 『55年前の未来』」の一部を、今秋の完成版公開に先駆け本日より配信している。
放送から半世紀以上の時を経てもなお人々の記憶に残り、語り継がれる『ウルトラセブン』。55年前の未来=現在と未来をつなぐ物語を、1967年放送当時にシリーズの一篇として「存在したかもしれない」エピソード、「If ストーリー」としてイメージし、その「事の起こり」を描き出す。
原作に込められたメッセージを現代に問いかけ、普遍のテーマをもつ『ウルトラセブン』の魅力を作品ファンのみならず、現代の人々に伝えるために、この「7分間」のコンセプトムービーを企画したという。
本作品では1967年放送の『ウルトラセブン』主人公「モロボシ・ダン」(演:森次晃嗣)と「友里アンヌ」(演:ひし美ゆり子)が、最新デジタル技術「バーチャルヒューマン」を使って時空を超えて登場。オリジナル作品同様「薩摩次郎」を森次晃嗣が演じるのも見どころとなっている。
なお、「体験型謎解きイベント」など、今後本作品と連動する各種公式コンテンツの展開も予定。
ストーリー紹介
陽は西の地平に傾き、闇がすぐそこに迫りつつあった湾岸の工業地帯。どこからともなく飛来した銀翼が人気のない砂浜に不時着する。それは55年前に起きた事故を未然に防ぐために、ペガッサ星人が生み出したタイムパラドックスによって現出したウルトラホーク1号だった。
地球の軌道に入るペガッサ市を破壊する決断を下して生き延びた地球人、同胞たちが暮らす都市を爆破され天涯孤独で地球で生きてきた宇宙人、そして地球外から訪れて地球を愛し、地球に暮らしたウルトラセブン。それぞれの世界線が絡み合い、55年の時を経て、巡り合う未来の物語――
2023年、モロボシ・ダンが時空を超えてやって来る。
【作品概要】
■作品名:ウルトラセブン55周年 コンセプトムービー 「ウルトラセブン IF Story 『55年前の未来』」
■登場人物:
モロボシ・ダン(森次晃嗣/バーチャルヒューマン)
友里アンヌ(ひし美ゆり子/バーチャルヒューマン)
薩摩次郎(演:森次晃嗣)
■仕様:
コンセプトムービー 約7分 (※完全版/今秋公開予定)
さらに、体験型謎解きイベント『Case File AR196814 港の巨大宇宙ロボット』も開催決定。本作品の世界観と連動する公式コンテンツとして、NTT QONOQが提供する新感覚街あそびアプリ「XR City」アプリ(以下、XR City)を活用した体験型謎解きイベントとして、ウォーターズ竹芝(アトレ竹芝等)で開催される。
TM & (C)TOHO CO., LTD.