長澤まさみ、胸元ざっくりドレスで魅了　橋田賞受賞「とても光栄」

女優の長澤まさみが、「第31回橋田賞」で橋田賞を受賞し10日、都内で行われた授賞式に出席した。

長澤まさみ

脚本家・橋田壽賀子さんが理事を務めていた橋田文化財団が主催し、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる同賞。長澤は「『エルピス―希望、あるいは災い―』(関西テレビ)で、葛藤するジャーナリストという高い社会性の役を演じきった」と評価され橋田賞を受賞した。

本賞の置時計と副賞の賞金100万円が贈られた長澤は、「このたびは素晴らしい賞をありがとうございます」と感謝し、「橋田先生とはちゃんと会うことができませんでしたが、テレビの世界でやってこられてよかったと思える賞をいただけて、とても光栄に思います」と喜びを語った。

そして、「『エルピス』という作品では、真実を伝えたい、のみこみたくないものがあるというところで日々葛藤する女性アナウンサーを演じました。普段から自分の思いを言葉にすることってすごく勇気のいることだなと私自身も思うところがあります。口下手なので主人公の気持ちはわかるなという反面、主人公らしからぬ長いものに流されてしまう様が描かれていて、その葛藤を演じるのは難しかったですが、撮影4カ月間たくさんのスタッフの方に囲まれて素晴らしい共演者に恵まれてみんなで力を合わせて作り上げることができたなと思っています」と撮影を振り返り、「この賞はみんなでいただいた賞かなと思っています。本日はありがとうございました」と締めくくった。