MeRISEは5月10日、「海外のキャリア形成に伴う収入と英語学習に関する調査」の結果を発表した。調査期間は4月27日〜30日、調査対象は海外駐在経験のある個人、有効回答は107人。
まず、海外に出たことで収入アップを感じたか聞くと、計73.8%が「感じている(非常に+やや)」と回答した。
実際に上がった年収の金額は、「30万円〜50万円未満」が最も多く25.6%。次いで「10万円~30万円未満」が24.4%、「100万円〜300万円未満」19.2%、「50万円〜100万円未満」が17.9%、「300万円以上」が12.8%となった。
海外滞在中、英語の発音が原因でコミュニケーションの難しさを感じたことがあるかとの問いには、84.1%が「感じている(非常に+やや)」と回答。具体的には、1位「同僚や上司の英語が聞き取れない時」(38.0%)、2位「発言を何度も聞き返された時」(23.4%)、3位「自分の英語(発音)が会議で伝わらない時」(21.5%)と、計44.9%が英語の発問が原因でコミュニケーションの難しさを感じたことがあることが明らかになった。
また、海外で仕事をするにあたり、正しい英語の発音は「重要だと感じる(非常に+やや)」と答えた割合は88.8%に上った。