バスリエは5月9日、「入浴習慣に関する調査」の結果を発表した。調査は2~3月、入浴に関心のある男女7,536名を対象にインターネットで行われた。

  • 湯船に浸かる頻度

    湯船に浸かる頻度

はじめに、「お風呂は好きですか?」と聞いたところ、実に95.94%が「好き」「どちらかというと好き」と回答。湯船に浸かる頻度については「ほぼ毎日」が圧倒的に多く78%。「ときどき浸かる」を合わせると93%にものぼり、日本人のお風呂好きが顕著に表れる結果に。

お風呂の好き嫌い別にみると、好きな人の場合、「ほぼ毎日浸かる」が79.42%と8割近くとなったの対し、嫌いな人の場合は47.71%と半数にも満たず。ただ、嫌いな人でも「全く浸からない(シャワーのみ)」という人は13%のみで、8割以上の人は頻度は少なくても入浴自体はしており、お風呂嫌いでも多くの人に入浴習慣が根付いているよう。

そこで、そもそもなぜお風呂が嫌いなのかを聞いたところ、「準備や掃除が面倒」(58.17%)、「時間がかかる」(39.22%)が上位に。一方、お風呂が好きな理由としては「身体が温まる」(86.72%)、「リラックスできる」(78.02%)、「疲れがとれる」(55.22%)が上位となった。

  • 入浴中に行っていること

    入浴中に行っていること

次に、入浴剤の使用について聞いたところ、約7割の人が「ほぼ毎日」「時々使う」と回答。また、入浴中に行っていることを教えてもらったところ、「何もしない/ぼーっとする」(42.7%)がダントツのトップに。次いで「マッサージ」(10.79%)、「考え事」(8.76%)と続き、何も持ち込まずに行えることが上位に。

年代ごとの特徴としては、「TV/動画視聴」「音楽を聴く」というスマートフォンやタブレットで可能なもので、これらは20代以下の世代で13%程度となっているが、年代が上がるにつれその割合が減り、60代以上では3%以下だった。

さらに、湯舟に浸かる時間を聞いたところ、「~15分」(59.64%)が最も多く6割近くを占め、次いで「~30分」(19.15%)が2割程度で続く結果に。年代別に見てみると、「~5分」「~15分」と比較的短め入浴の割合は年代が上がるごとに増加。反対に「~30分」「~45分」「~1時間」以上と、長め入浴の割合は年代が上がるごとに減少するなど、若者のほうがより長湯をする傾向にあることがわかった。