アイドルグループ・Travis Japanの宮近海斗が、来週17日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season6』(毎週水曜21:00~)第7話に出演する。

  • 左から宮近海斗、井ノ原快彦=テレビ朝日提供

『警視庁捜査一課9係』(2006年スタート)時代から17年間、共に過ごしてきた家族のような特捜班。井ノ原演じる浅輪直樹が、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)ら個性派刑事の捜査をまとめる主任として、そして昨シーズンより加わった若手警察官・三ツ矢翔平(向井康二)、高尾由真(深川麻衣)の先輩として引き続き邁進している。

第7話に“伝説の鑑識”猪狩哲治役の伊東四朗とともに、若手鑑識官・佐久間朗を演じる宮近がゲスト出演。宮近は『season4』(21年)以来約2年ぶりの登場となる。佐久間はベテラン・猪狩のもとで修業に励む真面目な鑑識官。『season1』(18年)では初々しさの漂う新人として描かれていたが、シーズンを重ねるにつれてたくましく成長し、『season4』ではすっかり特捜班から頼りにされる存在となっていた。

2022年、宮近がリーダーを務めるTravis Japanのアメリカ留学中に放送された『season5』では、佐久間は海外研修に出ている設定であることが、直樹たちの口から語られていた。そんな佐久間がこのほど研修を終え、ひとまわり大きくなって帰国。師匠である猪狩のために直樹の捜査に協力し、2人で事件の真相に迫っていく。

今回、直樹と佐久間がタッグを組んで追うのは、猪狩から持ちかけられた身元不明遺体の似顔絵にまつわる謎。猪狩のもとに、身元不明遺体の似顔絵を見たという女性・関口エリ(宮田早苗)が抗議にやって来た。エリは、猪狩が5年半前に描いた“行旅死亡人”の女性の似顔絵が、行方知れずの娘・萌絵(工藤遥)にそっくりだと指摘。娘は生きているはずなのにいったいどういうことなのか説明してほしいと詰め寄る。

エリの説明では、萌絵は10年ほど前に劇団女優を志して家出同然で上京したものの、今でも毎年、誕生日にはプレゼントと直筆の手紙が届くという。萌絵は生きているのか、それとも彼女の死を隠したい第三者が萌絵だと偽ってエリに手紙を送っているのか。猪狩に真相を調べてほしいと頼まれた直樹は、手伝いを申し出てくれた佐久間と捜査を開始。2人はわずかな手がかりをもとに、萌絵の行方を突き止めるべく奔走する。やがて国木田誠二班長(中村梅雀)以下、志保、青柳、矢沢、高尾ら特捜班メンバーも捜査に合流。その結果、思いもよらない真実が浮かび上がることに。

2年ぶりの出演となった宮近とバディとして捜査に挑む展開に、井ノ原は「久々に共演しましたが、ちゃんと“成長して帰ってきた佐久間”になっているなと感じました!」と、目を細めて後輩の進化をたたえる。宮近は笑顔を浮かべ「実は2年ぶり、という感じはまったくしませんでした。井ノ原さんをはじめ、チームのみなさんが“壁”を感じさせないようにいてくださったからこそです」と、温かく迎え入れてくれた特捜班メンバーに感謝した。撮影の合間、2人は一緒にジャニーズJr.のレッスンに顔を出したそうで、「彼を連れて行ったら、僕も尊敬されるかなと思って……(笑)。久々に一緒にレッスンを受けたりして、楽しかったです」(井ノ原)と、現場以外でもタッグを組んだエピソードも明かした。

さらに、第7話のみどころについて井ノ原は「佐久間くんが僕らの捜査を手伝ってくれるという今までにない展開になっています。アメリカから帰国して自主的に行動するようになった彼を見られるのがポイントだと思います」と宮近の活躍をアピール。宮近もまた、「佐久間というキャラクターが久々に『特捜9』のみなさんと同じ世界にいると思えたことが、ただただうれしくて……。佐久間が加わった状態の第7話を見るのが、自分でも楽しみです! ぜひみなさんにも楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。

コメントは以下の通り。

■井ノ原快彦(浅輪直樹・役)

――宮近海斗さんとの2年ぶりの共演はいかがでしたか?

宮近演じる佐久間くんはこの2年間、アメリカ研修に行っていたという設定です。久々に共演しましたが、ちゃんと“成長して帰ってきた佐久間”になっているなと感じました! 先日、この『特捜9』撮影の帰り、宮近が一緒にジャニーズJr.のレッスンに顔を出してくれたんですよ。彼を連れて行ったら、僕も尊敬されるかなと思って……(笑)。久々に一緒にレッスンを受けたりして、楽しかったです。

――来週の第7話放送に向けて、視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

第7話は、佐久間くんが僕らの捜査を手伝ってくれるという今までにない展開になっています。久しぶりに私服姿の佐久間くんが登場しますし、佐久間ってこんなにしゃべる人だったんだ……と驚くぐらいしゃべっているので、アメリカから帰国して自主的に行動するようになった彼を見られるのがポイントだと思います。

佐久間くんはもちろん、伊東四朗さん演じる猪狩(哲治)さんや山田裕貴くん演じる新藤亮もみんな同じ世界に存在していると思っていただけると、“今ごろ彼らは何してるのかな”なんて想像しながらドラマを見ることができて楽しいと思いますよ!

■宮近海斗<Travis Japan>(佐久間朗・役)

――2年ぶりに佐久間朗として井ノ原快彦さんと共演しましたが、いかがでしたか?

実は、2年ぶり、という感じはまったくしませんでした。井ノ原さんをはじめ、チームのみなさんが“壁”を感じさせないようにいてくださったからこそです。本当にありがたかったですね。

井ノ原さんのスゴさは、もちろん現場で感じることもあるのですが、テレビ画面を通してわかることもあるんです。井ノ原さんは単に台本どおり演じるのではなく、あえてわかりやすく振ったり、“間”を取ったり、画面に映ったときにこういう演技をした方が生きる、という“百戦錬磨の勘”みたいなものがスゴイんです。毎回、オンエアを見て、「なるほど! あの“振り”がこんなふうに効いていくのか!」と驚かされるんですよね。今回もオンエアを見て、改めてスゴさに気づくんだと思います。今回、撮影現場でもいろいろお話をさせていただきましたが、現場以外でも一緒にジャニーズJr.のレッスンに参加させてもらい、僕も楽しかったです!

――来週の第7話放送に向けて、視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

第7話はいうなれば“猪狩さん回”で、そこに僕も参加させていただきました。僕は毎週『season6』のオンエアを拝見しているのですが、佐久間というキャラクターが久々に『特捜9』のみなさんと同じ世界にいると思えたことが、ただただうれしくて……。佐久間が加わった状態の第7話を見るのが、自分でも楽しみです! ぜひみなさんにも楽しんでいただきたいです。