食事・運動・体重管理アプリ「カロミル」を提供をするライフログテクノロジーは5月9日、カロミルの新機能として、OpenAIが提供する「ChatGPT」を活用した「AI食事相談チャット」機能(ベータ版)を提供開始した。

  • 「カロミル」にてChatGPTを活用した「AI食事相談チャット(β)」がスタート

カロミルは、カメラロール解析により、スマホのカメラで食事を撮りためておけば、食事に加えて体重や血圧、血糖値が画像解析で簡単に記録ができる健康管理アプリ。

今回、ユーザーの食事改善の行動を後押しする機能として、Open AIが開発した「ChatGPT」を活用し、AIによる対話型「AI食事相談チャット(β)」を追加した。これによりユーザーは、1週間の食事データをもとにした食事アドバイスを得ることが可能。

  • 「AI食事相談チャット(β)」の機能

例えば、摂取したい栄養素の量や金額を伝えると、希望に沿った食事の組み合わせを提案される。たんぱく質が不足気味な場合、「お昼はコンビニで何食べたらいい?たんぱく質20g以上、予算500円以内」とメッセージを入力すると、コンビニで購入できるお勧めの食品が提案されるという。

そのほか、指定した材料を使ったヘルシーなレシピをAIに提案してもらうことや、食生活の見直しなどをAIに相談できる。

  • コンビニで購入できるお勧めの食品が提案された例

なお、同機能は正式リリース前のベータ版として一部ユーザーから順次公開を開始し、その後すべてのユーザーへの提供を予定している。将来的には睡眠や活動量などのデータと連携することで、食事を中心とした包括的なアドバイスを行うよう検討を進めるとしている。