RevCommは5月1日、コロナ5類移行に伴う「オンライン営業」に関する実態調査の結果を発表した。調査は4月18日〜20日、BtoBの営業職323人を対象に行われたもの。
まず、営業職として新型コロナウイルスの5類移行をどのように捉えているか聞いたところ、29.1%が「とても好意的」、38.4%が「やや好意的」と回答した。
「とても好意的」「やや好意的」と答えた218人にその理由を尋ねると、「よりコミュニケーションが取りやすくなると思うから」が48.2%で最多に。次いで「マスクを外せることで、お客様の表情が読みやすくなるから」が43.6%、「マスクを外せることで、表情が伝わりやすくなるから」が39.9%となった。
一方で「やや好意的ではない」「好意的ではない」と回答した76人に、理由を聞いてみると、「人との接触が増えることで、感染リスクが上がりそうだから」が53.9%、「マスクを着用している方が安心感があるから」が47.4%、「マスクを着用せずに話すことに不安があるから」が35.5%で上位となった。
新型コロナウイルスの5類移行後も「オンライン」を活用した営業活動を継続していきたいと思うかについては、「非常にそう思う」が17.6%、「ややそう思う」が38.1%という回答結果となった。
「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した180人に理由を聞いてみると、「移動時間を削減できるから」が75.0%で最多となり、次いで「場所を選ばず、どこでも商談ができるから」が38.9%、「オンライン営業に慣れたから」が33.3%で続いた。
今後、オンラインを活用して営業を行っていく中でどのような機能があると便利だと思うかについては、「商談のフィードバック」が33.3%、「情報共有ツールとの連携」が31.1%、「商談の文字起こし」が29.4%であった。