5月5日14時42分ごろに発生した、石川・能登地方を震源とする地震を受け、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルはそれぞれ公式サイトのトップページで、災害用伝言板へのリンクを大きく掲載。また、この地震で被災したユーザーを対象に、各社が支援措置を提供開始している。

大規模な災害が発生し、被災した家族と連絡が取りにくくなった場合に活用できる連絡手段が「災害用伝言板」だ。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルは災害発生時に提供。情報は各キャリアで相互に共有されており、異なるキャリア間でも安否情報を確認できるという。

さらに、NTT東日本・西日本では、被災地域の人々の安否状況等の確認手段として「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」の運用を開始。いずれも伝言を残したり、確認することができる。こちらも各キャリアの災害用伝言板と連動する。

この地震で被災したユーザーを対象に、携帯キャリア各社が通信料金などの支援や利用料金の支払期限延長といった支援措置を提供開始。5月6日9時現在でNTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー(au)とUQコミュニケーションズ、楽天モバイルが発表しており、実施内容の詳細は各社の発表を参照のこと。

【追記】ソフトバンクも5月6日10時ごろ、この地震で被災したユーザーを対象とした支援措置について発表した。(5月6日 12:35)