お笑いコンビ・ロングコートダディがきょう6日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『帰ってきたぞよ! コタローは1人暮らし』(毎週土曜23:00~)第4話でドラマ初出演を果たす。

  • 前列:川原瑛都、後列:左からロングコートダディ、横山裕=テレビ朝日提供

累計発行部数170万部を突破した津村マミ氏の人気コミックを映像化する同作は、横山演じる売れない漫画家・狩野進と、川原瑛都演じる訳アリな1人暮らし少年・さとうコタローの物語。2021年4月期に放送されたドラマの続編となる。

今夜放送の第4話では、学校帰りにロングコートダディのお笑いライブのチラシを見つけたコタローがその日から一週間、「アパートの清水」の住人たちや身近な人を日替わりで連れてなぜか毎日ライブに通い続ける。しかしクスリとも笑わないどころか、ライブを見ようともしないコタローの様子にロングコートダディの2人も疑問を抱き始め……。コタローがお笑いライブに通い詰める理由とは。一方、日々漫画のネタ探しに奔走して疲れていた狩野は、田丸(生瀬勝久)親子の危機を救うべく立ち上がることに。そしてコタローの父親(滝藤賢一)が美月(山本舞香)に急接近する一幕も。

そんな第4話に登場するのは、昨年の『M-1グランプリ』、『キングオブコント』でもファイナリストに名を連ねたロングコートダディ。この春からは活動の拠点を大阪から東京に移し全国区での活躍が期待されるコンビだ。今回のストーリーではラジオ番組が重要な役割を果たしていることもあり、先日ロングコートダディがパーソナリティを務めた『オールナイトニッポン0』の生放送中に出演発表された。今作がドラマ初出演となったロングコートダディは、撮影では6本ものネタを披露。兎は「当たり前ですが、細かいところまで丁寧に力入れて撮っていて、スタッフの皆さんがそれを愉しんでいる雰囲気、全力でやっている雰囲気を感じられて、ドラマっていいなと思いました」と振り返り、堂前透は「芸人仲間には“俺らめっちゃ上手いから見て!”ってハードル上げます」と手応えを見せた。また、そんなロングコートダディのネタを見て、思わず“横山裕”が姿を現してしまうという演出も。普段は標準語を話す狩野から関西人の横山が一瞬顔を覗かせる、遊び心を効かせた演出にも注目だ。

■ロングコートダディ コメント

――ドラマ初出演の感想はいかがでしたか?

堂前:とても新鮮でした。ドラマの現場は、こんなに大量の人間がいるのかと思いました(笑)。ずっと楽しかったです。

兎:当たり前ですが、細かいところまで丁寧に力入れて撮っていて、スタッフの皆さんがそれを愉しんでいる雰囲気、全力でやっている雰囲気を感じられて、ドラマっていいなと思いました。実際やってみたら、見ているよりもはるかに難しくて、何回も何回も繰り返し撮って、大変な思いして創り上げていることが分かったので、これからドラマを見る目が変わるだろうと思いました。

――実際演技をしてみて。

兎:棒読みになってしまったり、そこだけ浮いてしまうことにならないよう、気をつけました。

堂前:芸人仲間には「俺らめっちゃ上手いから見て!」ってハードル上げて言います(笑)。

兎:たぶん涙なしには見られへんから、って(笑)。

――川原瑛都さんたちと共演してみていかがでしたか?

堂前:コタローとは仲良くなりました。飯行こうってことになりました、ジャンボ餃子を。給食に出てくるジャンボ餃子が一番好きらしいんですけど、それを一緒に食べに行く約束しました!

――視聴者の方々にメッセージをお願いします。

兎:もしかしたら僕、大物の役者になる可能性もあるので、そんな僕の最初の出演作を見逃さないほうがいいと思います。

堂前:ないやろ(笑)! 僕らは割とほんまに、僕らとして出てるので。そういう意味では芝居はしてないですね……。

兎:そうですね。漫才するシーンが多かったし、普通の台詞のちょっとしたところも、僕らとしてしゃべってるんで。そこに注目してください!