2023年2月26日に最終回を迎えた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』より、「ドン最終話 えんができたな」ディレクターズカット版が、東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信スタートしている。

最終話では桃井タロウ(演:樋口幸平)が仲間たちの元を訪れたが、ディレクターズカット版ではソノイ(演:富永勇也)をはじめ、それぞれの対話シーンで放送尺に入りきらなかったシーンを見ることができるという。

さらに、突然姿を現したソノナ(演:本橋由香)&ソノヤ(演:村上幸平)VSソノシ(演:廣瀬智紀)のバトルシーンでも、通常とは異なる演出が加わった映像が追加されることに。一体どんな映像が新たに収録されているのか、「台本に入っていたシーンを泣く泣くカットした」と田﨑竜太監督が語る映像が盛り込まれた内容となっている。

「ドン最終話 えんができたな」あらすじ

鬼頭はるか(演:志田こはく)の新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」が日本漫画大賞を受賞。授賞式にドンブラザーズが集結する中、桃井タロウ(演:樋口幸平)の姿だけがなかった……。 数ヵ月前、タロウは仲間たちの元を訪れ「ドンブラザーズに入ったことをどう思うか」と聞いて回っていた。はるかたちはドンブラザーズになったことを後悔するどころか、誇りに思っていることを知り、タロウは安心する。 一方、はるかたちはタロウの異変を感じ取っていた。介人(演:駒木根葵汰)によると、タロウは記憶をリセットされつつあるという。ソノイ(演:富永勇也)たち脳人がドンブラザーズに入り、後継者である桃谷ジロウ(演:石川雷蔵)が成長した今、タロウの仕事は終わった。これからは記憶を一新して、戦いとは無縁の人生を送るのだ。記憶が薄れていくことに気付いたタロウは、ジロウに「後はよろしく頼む」と頭を下げ、仲間たちに最後の言葉を送る。 そんな中、脳人最強の処刑人ソノナ(演:本橋由香)とソノヤ(演:村上幸平)がムラサメを手にし、ソノシ(演:廣瀬智紀)たちを処刑。タロウと仲間たちの最後の別れを邪魔させたくないソノイは、脳人 3 人だけでソノナたちに立ち向かおうとするが、もちろんジロウ率いるドンブラザーズも駆けつける。さらにドンムラサメは自らの意思でソノヤの手を離れ、ドンブラザーズに加勢。しかし、ソノナたちにはかなわない。もうダメか…と思ったところに、タロウが参上! ソノナたちを撃破する。そしてタロウは、ドンブラザーズの前から姿を消した。 それぞれの人生を生きるドンブラザーズ。漫画家として再出発したはるかの元に宅配便が届く。配達人のタロウは「縁が出来たな」と微笑むのだった。

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