お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』(グランプリファイナル:20日19:00~フジテレビ系で生放送)のアンバサダーに就任した。

松本人志

『M-1グランプリ』『キングオブコント』とお笑い賞レースの審査員を務める松本。グランプリファイナル司会の東野幸治は「松本さんが『THE SECOND』の顔になってくれるのは、すごくありがたい。“松本人志”というひとつの大きな軸があると、視聴者の方々にとっても、見やすい番組になるのかなと思います」と、喜びをコメントした。

本大会ではこれまで、今年2月の「選考会」を皮切りに、3月に「ノックアウトステージ32→16」、そして4月に「ノックアウトステージ16→8」を開催しており、これらの激戦を経て、現在勝ち残っているのは、スピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、 囲碁将棋、金属バットの8組。「グランプリファイナル」で、優勝賞金1,000万円と“『THE SECOND』初代王者”の称号をめぐって激突する。

  • 東野幸治

東野のコメント全文は、以下の通り。

――松本人志さんが『THE SECOND』のアンバサダーに就任されたと聞いて、どのように思われましたか?

「今、テレビ各局でいろんなお笑い賞レースをやってますけれども、やっぱり、番組の“顔”的な存在は大事だと思うんです。そういう意味では、松本さんが『THE SECOND』の顔になってくれたっていうのは、すごくありがたいですよね。『THE SECOND』は今年が1回目だから、みんな、どんな大会になるのかよく分かってないところもあるでしょ。そんな中で、松本人志さんという、ひとつの大きな軸があると、視聴者の方々にとっても、見やすい番組になるのかなと思います」

――以前、『ワイドナショー』で『THE SECOND』開催のニュースを紹介した際(2022年12月25日放送)、松本さんは「ネタ時間が6分あるのがいいよね」とおっしゃっていました。

「言ってましたね。ただ、そこに関しては、僕は漫才師じゃないので、4分と6分の違いとか、6分は長くてありがたいなとか、いまいちピンと来ないんですよ。だから、生放送の当日に“ああ、ネタ時間6分って、こういう感じなんや”みたいな、新しい発見があるのかもしれませんし…結局、最後まで全くわからないのかもしれませんし(笑)。でもね、確かに“残り2分の壁”みたいな話はよく聞くんです。だから、ほんとに4分過ぎたあたりから急速に盛り下がっていくのか(笑)、逆に、残り2分で加速して面白くなっていくのか。出場されるみなさんの素晴らしい漫才に期待したいなと思いますね」

  • 『THE SECOND』グランプリファイナル出場者=フジテレビ提供