文化放送キャリアパートナーズは4月27日、「23卒看護学生対象の就職活動調査」を発表した。調査は1月23日~2月7日、『文化放送ナースナビ』会員の23卒看護学生162人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「受験する病院を選んだ理由はなんですか」と聞くと、「自分で探して決めた」(70.1%)が最も多く、次いで「実習病院だから」(28.7%)、「附属病院だから」(8.9%)と続いた。
次に、「受験する病院を選ぶときに重視していることは何ですか」と尋ねると、「雰囲気や人間関係がよい」(60.5%)、「教育制度(1年目)が充実」(50.3%)、「将来性や安定性がある」(45.9%)、「希望する診療科・部署がある」(44.6%)、「福利厚生が充実」(43.3%)が上位5つに上がった。
そして、「就活について学校のキャリアセンター(就職課)に相談しましたか」と聞いたところ、「はい」(43.3%)、「いいえ」(56.7%)と、相談する学生は半数以下ということが分かる。
さらに、「就活を進める上で頼りになった相談相手は誰ですか」と尋ねたところ、「学内(看護職を目指す)の友人」(53.5%)、「学内(看護職以外を目指す)の友人」(47.1%)、「学校の教員」(40.8%)が上位に挙げられている。
また、「就活を進めるにあたって役立った情報源」については、「病院見学会・説明会」(68.8%)が最も多く、次いで「各病院のパンフレット」(66.2%)、「各病院のWEBサイト」(66.2%)と続いた。
そして、「就活を進める上で病院の対応で不快に感じたことはありますか」と聞くと、1割を超える学生が「不快に感じたことがある」と回答した。
「不快に感じたことがある」と答えた学生に、「どのような点で不快に感じましたか」と尋ねると、「面接での担当者の態度」(50.0%)が最多となった。次いで「説明会・見学会の担当者の態度」(20.8%)が続く。