セイコーウオッチの時計ブランド「プレザージュ」から新作が登場する。チタン外装の2モデルは5月26日発売、ステンレススチール外装でオープンハートの2モデルは6月23日発売。価格は4モデルとも165,000円。

  • セイコー プレザージュ Sharp Edged Seriesから、約72時間ロングパワーリザーブの新モデル。画像はオープンハート「SARJ003」とスケッチ

今回の新作はプレザージュのデザインシリーズ「Sharp Edged Series」に属し、プレザージュのブランドでは初となる約72時間のロングパワーリザーブを持つ機械式ムーブメントを搭載。ぜんまいが十分に巻かれた状態なら、金曜の夕方から夜に時計を腕から外して土日は身に着けなくても、月曜の朝からそのまま行動できるパワーが残っている。

  • オープンハートモデルの「SARJ001」(左)と「SARJ003」(右)

  • チタンモデルの「SARX115」(左)と「SARX117」(右)

各モデルともダイヤルには「麻の葉紋様」を施し、グラデーションダイヤルを透明の樹脂で覆ってから平らに磨くことによって、吸い込まれるような奥行き感を表現した。この麻の葉紋様は、プレザージュが持つ特徴のひとつでもある。

視認性に配慮したという針は、時分針は太く、そして秒針は先端をインデックス側へと軽く曲げたもの。秒針の先端と目盛りが近く、太めの時分針と合わせて時刻を見やすくしている。また、すっきりとした造形のケースデザインや、鏡面仕上げと筋目仕上げを使い分けたケース側面も見どころ。

<セイコー プレザージュ> Sharp Edged Series(オープンハート)

  • 9時位置のオープンハートにも、麻の葉紋様をモチーフにしたフレーム

  • 鏡面と筋目の磨きを使い分けたケース側面は、裏ぶたへ向かって絞り込まれており、すっきりとした印象に

オープンハートモデルのダイヤルカラーは、日本の伝統色に数えられる「白練(しろねり)」と「藍鉄(あいてつ)」の2種類。9時位置のオープンハートはダイヤルに合わせた麻の葉紋様をモチーフとしており、機械式ムーブメントの動きが見える。

ケースとブレスレットの素材は、独自の表面硬化技術「ダイヤシールド」を加工したステンレススチール、ケースサイズは外径40.2×厚さ13.5mm、風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。機械式ムーブメントは手巻き付き自動巻きの「キャリバー 6R5J」。

<セイコー プレザージュ> Sharp Edged Series(チタン)

  • チタンモデルは、時分秒針と3時位置のデイト表示、バーインデックスというシンプルなダイヤル

一方のチタンモデルは「白練(しろねり)」と「黒色(かいこくしょく)」という2つのカラー。これまでのプレザージュ Sharp Edged Seriesよりも細かな麻の葉紋様をダイヤルに描いている。

ケースとブレスレットの素材はダイヤシールドを施したステンレススチール、ケースサイズは外径40.2×厚さ13.0mm、風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。機械式ムーブメントは手巻き付き自動巻きの「キャリバー 6R55」。