Twitterが、メディア企業向けに、1つの記事単位で読者に課金できる機能を5月から提供開始するという。同社のイーロン・マスクCEOが表明した。

ネットの反応は、この改変に戸惑う人が多かったのか、まずはいささか冷ややかな声が大きい様だが、機能の中身としては、有料記事への課金が効率化できそうな、ユーザーにもメリットがあるものに見える。

マスク氏のツイートによると、現在の多くのメディア企業が提供しているサブスクリプションサービスは、一定金額を支払うことで全ての記事を読めるようにするものであり、Twitterで記事をみつけても、課金や登録が面倒で記事を読まないことがあるが、今回の新機能では、ワンクリックで1つの記事単位から購入できるようにするのだという。

1記事あたりの金額は、複数の記事を購入するならば、全記事が読める定額サブスクよりも総額で高くなるものの、ユーザーが読みたい記事ごとに支払いができる。マスク氏は、「メディア企業とユーザーの双方にとって、大きなメリットになるはず」と主張している。

なお、具体的な価格や、日本での展開については、記事掲載時点では明らかとなっていない。

ネット上では「ユーザー離れが加速しそう( ; ; )」「Twitterもサブスクの流れになるんだね!」「Twitterに成り替わる別のSNS誰か作ってくれよ」「Noteみたいな感じ?」「これで私もツイ廃卒業かな。金払って読みたいツイートなんてないもん。」などの声が寄せられた。