Appleは、「iOS セキュリティ対応 16.4.1(a)」を5月2日に提供開始した。この緊急アップデートには重要なセキュリティ修正を含んでおり、すべてのユーザに推奨している。
今回のアップデートは、ソフトウェア更新の間に重要なセキュリティの改善を提供する「Rapid Security Responses」と名付けており、WebブラウザのSafariやWebKit フレームワーク スタック、その他の重要なシステム ライブラリの改善を含む。また、悪用された可能性や、既に悪用が報告されているような一部のセキュリティ問題を、より迅速に改善するために使われることもあるという。
新しいRapid Security Responsesは、iOS/iPadOSとmacOSの最新バージョン(iOS/iPadOS 16.4.1、macOS 13.3.1以降)に対してのみ配信しており、各OSの設定画面のソフトウェアアップデート内にある[自動アップデート]の[セキュリティ レスポンスとシステム ファイル] がオンになっていれば、自動で適用されるとのこと。