昨年8月19日に公開され、現在も各地でロングラン中となっている映画『サバカン SABAKAN』が、5月15日よりNetflixにて配信されることが決定した。
『サバカン SABAKAN』は、本作が初演技となる番家一路を主役に抜擢した「子供が主役」の青春映画。80年代の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険に出る2人の少年、久田孝明(番家一路)と竹本健次(原田琥之佑)のひと夏を描いた。
80年代の懐かしい風景や小道具で昭和を感じる作品となっており、空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションが、観る者を懐かしく包み込み、煌めく夏とともに“子供時代”へと誘う。
2人の子役に加え、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草なぎ剛、岩松了らが出演。金沢知樹氏が監督を務めた。
主演の番家は初演技ながら、自然体な演技が評価され、第46回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。他にも、多くの賞を受賞した。
■ストーリー
1986年の長崎。夫婦喧嘩は多いが愛情深い両親と弟と暮らす久田は、斉藤由貴とキン肉マン消しゴムが大好きな小学5年生。そんな久田は、家が貧しくクラスメートから避けられている竹本と、ひょんなことから“イルカを見るため”にブーメラン島を目指すことに。海で溺れかけ、ヤンキーに絡まれ、散々な目に遭う。この冒険をきっかけに二人の友情が深まる中、別れを予感させる悲しい事件が起こってしまう…。
(C)2022 SABAKAN Film Partners