松屋が新商品「ホワイトソースハンバーグ定食」を5月2日に発売しました。牛乳使用量が“松屋史上最大”というホワイトソース、お味はいかに? 一足先に試食会で味わってきたのでレポートしていくぞ〜。
「ホワイトソースハンバーグ定食」は、大量の生乳が廃棄されてしまう問題を解決するためのプロジェクト「牛乳でスマイルプロジェクト」に松屋が参画したことで生まれた商品。
ソースの半分(一食あたり約60グラム)に牛乳を使いつつ、さらにエストラゴンやパセリを効かせることで“松屋らしい”味わいに仕上げたのだそうです。定食なので、白米とサラダ、みそ汁が付いて価格は780円です。
なるほど、確かにニュースで目にすることが多いな……と思いつつ、どんな味なのか非常に気になりますね。牛乳多めということで、さっぱり系なんでしょうか。試食会場に広がる、松屋らしい強いニンニクの香り…。うぐぐぐ、ワクワクが止まりません。
お味はどう? いよいよ実食!
さあ、ハンバーグがテーブルに運ばれてきましたあああ〜。
ハンバーグが浸るほどにたっぷりとホワイトソースがかかっていますね。松屋のハンバーグといえば「ブラウンソース」のイメージがあるからか、白い見た目はけっこう新鮮。例えるならば、クラスメイトの私服姿をはじめて見たような嬉しさがあります(?)。鼻を近づけるとパンチ強めのニンニクの香り。たまらんぞ。
食べてみますと…おおっと、濃厚! 牛乳が入ってさっぱりと思いきや、めちゃめちゃ濃ゆく感じますね。ニンニクの風味が強いからかもしれない。ソースはいわゆるシャビシャビではなく、とろみがあります。
白米に乗せて一緒に食べると、うーん、しっくり来るぅ! このホワイトソースハンバーグと白米、ずっとコンビを組んできたベテラン漫才師のように息ピッタリです。
味変してみた
続いては、テーブルに備え付けてあるソース類での「味変」がおすすめということで、そちらを試してみます。「濃いめのホワイトソースにさらにソースかけるだと……?」。言われないと絶対にやらなかっただろうな〜と思いつつ、松屋的なおすすめは醤油、ポン酢なんですって。へー。
試してみますと、おお〜なるほど、醤油は塩っけがピリッとしたアクセントに、ポン酢はお酢の酸味がさっぱりさせてくれる味わい。個人的にはポン酢のほうが好みかもしれない。
諸君におかれましては、そのままホワイトソースを味わってみて、「もう少しパンチがほしい」と思ったら醤油かバーベキューソース、「さっぱりさせたい」と感じたらポン酢や七味がいいかもしれません。異論は認める。
考えてみたら筆者、これまで松屋のテーブルソースって、サラダにドレッシングをかけるぐらいでしか使ってなかったかもしれない。あれこれ試しながら「これは合う、これは合わない」とか言ってたら、楽しさもあって瞬時にハンバーグが消え去ってしまいました。
ということで、「ホワイトソースハンバーグ定食」の実食レビューでした。白米に合う濃厚なホワイトソースハンバーグを味わえるということで、ガッツリいきたい人にはおすすめしたいです。ニンニクの匂いを気にしない人であれば、なおさらアリ寄りのアリだと思いました。