APOLLO11は4月27日、「入社前後のギャップ」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月7日~10日、10代~60代以上の就活経験者200名を対象にインターネットで行われた。
「入社前と入社後でギャップがありましたか?」と尋ねたところ、71.5%が「はい」と回答。特に、「社内の雰囲気」(78票)や「仕事内容」(71票)にギャップを感じた人が多いよう。
こうしたギャップにより「転職を考えたことがある」という人は実に76.2%にのぼり、具体的なギャップとして、「完全土日祝休みと聞いていたが、社員のほとんどが自主的に休日出勤をしていた」「面接と内容が違いすぎた」「産休育休の制度がしっかりしていると聞いていたが、制度があるだけで利用できるような空気ではなかった」といった声が寄せられた。
一方、入社前後の「ギャップはあったものの転職は考えなかった」と回答した人からは、「良いところもあったため」「転職の労力は計り知れないので」「どこの企業にいっても、理想と現実のギャップは大小あると思っていたからいきなり転職までは考えなかった」「ある程度は我慢してそれなりの実績を積んでからじゃないと転職は考えられないから」といった意見が。
また、「入社前後のギャップはなく転職も考えていない」と回答した人からは、ギャップがなかった理由について「もともとその企業でアルバイトをしていたため」「入社前の説明やリサーチと変わりなかった」「企業研究を入念に行ったから」「入社前に繰り返し企業訪問を実施したことでギャップを少なくすることができた」といったコメントが寄せられた。