セゾン自動車火災保険は4月27日、「自動車の運転・管理に関するイライラや困りごとなどの実態」に関する調査結果を発表した。調査は3月、自動車を運転する機会のある全国の18歳以上の男女974名(男性478名、女性496名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「運転中にイライラすることがある」人は90.6%。イライラするシチュエーションを教えてもらったところ、「渋滞」(53.8%)が1位に。続く2位は、僅差で「周囲の車の挙動」(53.7%)が続き、割り込みや合図のない車線変更、煽り運転など、イライラしないまでも肝が冷える場面に遭遇することも少なくはないよう。以下、3位「路上駐車車両が邪魔なとき」(39.7%)、「毎回赤信号にひっかかるとき」(33.0%)、「道を間違えたり迷ってしまったとき」(28.3%)と続いた。
また、運転中の困りごとについて伺ったところ、「急にトイレにいきたくなったとき」(44.9%)や「駐車場がなかなか見つからない時」(44.7%)が多い結果に。「困ることはない」と回答した人は9.7%だった。
続いて、運転中に睡魔に襲われた時にどのように対処するかを教えてもらったところ、「コーヒーを飲む・ガムを噛む」が最も多く53.0%。次いで「車をどこかに停めて仮眠する」(42.4%)、「窓を開けたりエアコンを効かせて社内の温度を下げる」(41.7%)が上位に。また、年代別の特徴として、若年層に限っては「停車して仮眠する」は他年代と比べて少なく、その代わりに「歌を歌うなど、声を出す」人が多いよう。
さらに、長距離・長時間ドライブを楽しむための工夫について聞くと、「好きな音楽を聴く」(63.7%)がダントツの1位に。次いで「好きなラジオを聴く」(24.9%)、「好きな歌を歌う」(21.6%)が上位となり、特に若年になるにつれその割合は高くなった。
最後に、自身もしくは家族が所有している自動車の管理において「困る・手間」だと感じる手続きについて聞いたところ、費用が高い「車検」(27.3%)がトップに。次いで「洗車」(12.1%)、「定期点検・整備」(6.5%)と続き、「特にない」という人は26.5%だった。