俳優の高橋一生が主演を務める、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)のキャラクター映像が29日に公開された。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

同作は荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写化作。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴(高橋一生)が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。

この度公開されたのは、岸辺露伴(高橋一生)、泉京香(飯豊まりえ)、奈々瀬(木村文乃)、青年期の岸辺露伴(長尾謙杜)、辰巳隆之介(安藤政信)、エマ・野口(美波)のキャラクター映像。特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を発動させる露伴と、「先生ってちょっとモナ・リザに似てません?」と無邪気な口調で話す京香が登場し、日本を飛び出し世界最大級の美術館・ルーヴルに足を踏み入れてもなお、好対照な性格ながら絶妙な掛け合いを見せる2人の関係性が健在であることが窺える。

さらに“この世で最も黒い絵”の噂を若き露伴に語りかける謎の女性・奈々瀬(演・木村文乃)と、一見強気ながらどことなくただよう奈々瀬の危うさや儚さに惹かれ葛藤しながら「あなたを守ってあげたい」と伝える青年期の露伴(長尾謙杜)の姿も。過去の淡い思い出が絵の謎とつながっていくことを予感させる。「完全な偽物だ」と不穏な一言を言い放つ東洋美術の専門家・辰巳隆之介(演・安藤政信)に、ルーヴルの「見捨てられた倉庫」=Z-13倉庫の存在を突き止める美術館職員のエマ・野口(演・美波)という2人も、一筋縄ではいかない秘密を抱えながら、“岸辺露伴最大の事件”に巻き込まれていく様が垣間見られる。

(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社