映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が29日に都内で行われ、北村匠海、高杉真宙、吉沢亮が登場した。

  • 北村匠海

    北村匠海

同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。ほか山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。

イベントでは高杉と吉沢が登場したものの、主演の北村の姿が見えず「いらっしゃいません。多分、寝坊かな?」という吉沢の言葉に会場がざわつく。「北村の匠海さ〜ん!」という呼びかけに「こんにちは、私はここです」と答えた北村は最後列の席から立ち上がり「あの、気づかないね、みんな。誰も気づいてくれなかったんですけど。観てましたよ、映画を。ただ本当に気づいてくれなかった」と苦笑。観客は「え〜!?」と驚きの声を上げながら、拍手で歓迎した。

北村は「新鮮でしたよ、お二人が入ってくる姿。あと舞台挨拶を設営するスタッフさんの動き」とふだんとは違う視点を楽しんだ様子。一方で「もうちょっと、ざわついてくれたらよかったです。服も黒ですから、まあ気づかなかったね」と悔しがると、吉沢がが「気づかないぐらいこっちに集中してたってことだよね」とフォローした。

最後に北村は同作について「普通、映画というものは完成披露があって、公開の舞台挨拶があって、まあ大ヒットを迎えれば舞台挨拶があって、本来この舞台挨拶でこういう関係、つながりって切れちゃうものなんですけど、『東京リベンジャーズ』は6月にも後編がまたありますし、まだまだ映画、僕たち、そしてそれを観てくれてる皆さんとのつながりが続きますので、皆さんも仲間として、映画を盛り上げていけたらすごく嬉しいです」と語る。「『-運命-』『-決戦-』、二部作合わせて最高なものができていると、後編を見てさらに感じましたし、毎度言ってますが全員素晴らしいです。僕らのこの世代の役者、本当に全員かっこいいし、芝居に関しても一流だし、生き方そのものがかっこいいですし、ある意味ではとても人間くさいです。僕らの仲間とともに皆さんも6月30日まで一緒に歩いてくれたらすごく嬉しいです」と観客に呼びかけた。

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