女優の広瀬すずが、バスケットボールの世界大会『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』(8月25日~9月10日)のバスケW杯テレビ朝日スペシャルブースターに就任したことが29日に発表された。

  • 広瀬すず=テレビ朝日提供

世界各国、地域から32チームが出場予定で、日本・フィリピン・インドネシアの3カ国でグループステージが行われるバスケットボール世界ナンバーワン決定戦『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』。日本代表の戦いは沖縄から開幕し、テレビ朝日系列ではこの熱戦の模様を現地・沖縄アリーナから生中継する。バスケW杯テレビ朝日SPブースターに就任した広瀬は、小学2年生からバスケットボールを始め、プレイヤー時代はPG(ポイントガード)として活躍。姉の広瀬アリスとともに学生時代を通してプレーし、CMなどでもその腕前を披露するなど、バスケットボールとは深い関わりを持ってきた。

広瀬は日本バスケットボールの“聖地”と呼ばれる、熱戦の地・沖縄から日本代表を熱く応援し、さらにさまざまなPRなどに登場、開幕までの日々を盛り上げていく。「小学校からやってきたバスケットボールに携わるお仕事ができることがとてもうれしいですし、光栄に思っています」という喜びの声とともに、「W杯をきっかけにバスケットボールがどんどん広まっていくと思いますし、そうなれるよう私も一緒に頑張れたらと思います!」と意気込んだ。

4月某日、広瀬は男子日本代表のトム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)とともにPR撮影に臨んだ。スタジオに設けられたバスケットリングに向かい、3ポイントシュートを一発で決めるとスタッフたちから歓声が。さらにアドバイスを受けながらパス交換やレイアップシュートにも挑戦し、ホ―バスHCからは「すごいです!」と称賛の言葉も飛び出した。ラストには綺麗にレイアップシュートを決めた広瀬。「バスケやりたい熱が一気に上がっちゃいました!」と楽しそうな表情を見せた。

広瀬すずが出演するPRは、29日の『サタデーステーション』(20:54~)で初公開予定。さらに同日24時からの『バスケ☆FIVE生放送SP 8月開幕バスケW杯!! 対戦国決定速報』(※関東ローカル)内では、広瀬とホ―バスHCが出演する30秒PRも初公開される。

男子日本代表は、前回大会(19年)で自力では21年ぶりのワールドカップ出場を果たすも、世界の高い壁に阻まれ5戦全敗、続く東京オリンピック(21年)でも3戦全敗。今大会では、NBAロサンゼルス・レイカーズで“キング”レブロン・ジェームズとともにプレーし、プレーオフでも大活躍を見せている八村塁や、ブルックリン・ネッツの渡邊雄太ら世界最高峰で切磋琢磨する選手たちの代表入りも期待され、初の1次ラウンド突破、フィリピン・マニラで開催される決勝トーナメント進出を目指す。また「2024年パリ五輪出場権」「パリ五輪最終予選出場権」も得られる大会ともなるため、さらに注目が集まっている。

■広瀬すず

バスケットボールは元々やることがすごく好きだったのですが、大人になってからは観るのも大好きになりました。今回、「バスケW杯テレビ朝日SPブースター」にお声がけをいただき、小学校からやってきたバスケットボールに携わるお仕事ができることがとてもうれしいですし、光栄に思っています。

スポーツはやはり生で観戦する迫力があるので、今回も現地沖縄に行って観戦できることで、開幕する瞬間の緊張感や、その空間を感じられるのが何より楽しみです。今回のW杯は、世界からスーパースターが集まってくるんですよね。バスケはトーンの高い高揚感と鳥肌の立つような感覚を感じられること、そして他のスポーツよりも選手と近い距離で楽しめることに興奮しています。同じ人間なのかなと思うほどの身体能力や近い距離だからこそのエネルギーを、皆さんにもぜひ体感していただきたいです。

やはり八村塁選手は生まれ年が同じ者としてとても応援しています。どうしたらこんな風になれるんだろう、というくらい才能や持っているものがすごすぎて、でもそんなすごい選手をW杯で、しかも日本で見られるというのがとても楽しみです。

スポーツって周りの人には想像できないようなプレッシャーやたくさんの苦労があると思いますが、やっぱり見ている私たちはすごく元気や勇気をもらえるんですよね。W杯をきっかけにバスケットボールがどんどん広まっていくと思いますし、そうなれるよう私も「バスケW杯テレビ朝日SPブースター」として一緒に頑張れたらと思います! そして選手の皆さんには大会を思いっきり楽しんでほしいです!