甲府市(こうふし)は、山梨県のほぼ中央に位置し、北に八ヶ岳、南に富士山、西に南アルプス連峰と雄大な山々を望む、南北に長いまち。宝飾産業が盛んな「宝石のまち」、美味しい果物が収穫できるフルーツ王国でもあります。

今回は、「林 すこやか福祉づくりのために」という甲府市のふるさと納税寄附金の使い道について紹介します。

甲府市のふるさと納税の使い道「林 すこやか福祉づくりのために」について

・対象年度:令和3年度(2020年4月1日~2021年3月31日)
・対象使途:林 すこやか福祉づくりのために
・対象事業:母子保健事業、健康づくり推進事業、すこやか子育て医療費助成事業 等
・寄附金額:3億1119万6900円

甲府市は、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てています。「林 すこやか福祉づくりのために」のふるさと納税の寄附金充当額は3億1119万6900円。

地域社会が支え合い、応援し合って、まちの活力である「元気」を更に増大させることにより、生活全般の環境も健全となる甲府の創生「元気Cityこうふ」を目指す事業活動です。

「まちの元気」の源となる「健康づくり」を進めるために、「人」「地域」「まち」が、それぞれの役割に応じて健康づくりに関わり、住み慣れた地域で人生を思いきり楽しめるようなまちづくりを進めていきたいとのこと。

具体的な内容は主に以下3つ。

・母子保健事業:妊産婦や乳幼児の健康維持、増進を図るために保健指導・健康診査等を実施
・健康づくり推進事業:「健康づくりの三本柱」に沿って、先駆的な健康づくりをリード
※三本柱:「人」の健康づくり・「地域」の健康づくり・「まち」の健康づくり
・すこやか子育て医療費助成事業:子どものすこやかな成長と子育て家庭の経済的負担の軽減を図ることを目的に、高校3年生相当の年齢の方までの医療費を助成

「林 すこやか福祉づくりのために」の活動実績・効果

これまでの子育て支援に加えて「子育ち」を力強く応援し、また市民と地域、行政が一体となり健康づくりに取り組んでいます。

いつまでも健やかで活躍できる「元気cityこうふ」を目指して、母子保健事業や健康づくり推進事業、すこやか子育て医療費助成事業などに活用しているとのこと。

主な活動実績は以下です。

・妊婦健康診査で行う血液検査等の追加検査を助成。助成上限額合計4210円から1万3750円に拡充
・健康づくり同窓会を発足。75歳になる人を対象に、保険制度の説明や、保健師、看護師、管理栄養士等の医療専門職による健康づくりや介護予防などの講座を実施
・「すこやか子育て医療費助成制度」の対象を高校3年生相当まで拡充(従来の対象は中学3年生まで)


今回は山梨県甲府市のふるさと納税の使い道「林 すこやか福祉づくりのために」を紹介しました。甲府市は、ふるさと納税の使い道を主に6つに分けており、4つの項目名の頭には「風」「林」「火」「山」がついています。甲斐の戦国大名・武田信玄の旗印「風林火山」にちなんでいるようです。取り組みに興味をもった方は一度チェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年4月29日)時点のものです。