国語辞典などで知られる出版社・三省堂が販売する、削除語を集めた辞典「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」が、メディアやネット上で話題となっている。好評につき、増刷が決定したそう。

  • コギャル、MD、企業戦士も、三省堂「消えたことば辞典」が話題 - ネット「面白い観点」「読みたい」

    削除語を集めた辞典「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」が、ネットで話題

「三省堂国語辞典から消えたことば辞典(税込2,090円)」は、過去の国語辞典から削除された言葉を集めた辞典。前身となる「明解国語辞典」が1943年に刊行されて以降、約80年にわたる計9回の改訂で削除された1,000項目を厳選し、五十音順に配列したという。

時代の移り変わりによって使われなくなった言葉や、かつては大切にされていた言葉を発掘できる一冊だそう。例えば「コギャル」や「企業戦士」、「オート三輪」、「ソノシート」、「MD」など現代ではほとんど使われなくなった言葉たちを収録している。

  • 「コギャル」や「MD」などの懐かしい語が!

各項目には脚注が付され、削除された版数・年次が明示され、特定の文字は時代背景や関連語の盛衰を特記しているようだ。同社によると、「若者からシニアまで、驚きとなつかしさに満ちた昭和レトロ/平成レトロのよすがとなる辞典」とのこと。

ちなみに、本書から40語を選定したLINEスタンプも大きな反響を呼んでいるそうだ。興味があればチェックしてほしい。

  • LINEスタンプも反響を呼んでいる。どこで使えるかわからないが、欲しいな

ネット上では「いやぁ面白そうじゃない」「面白そう」「これは面白い観点」「こんな本出てるのか、読みたい。買おう」などの声が寄せられた。