『ワカチエ』の運営を行っているソノリテは、「新型コロナウイルス5類引き下げに関する社員の意見」に関する調査結果を4月25日に発表した。調査期間は3月30日〜4月3日の期間、全国のリモートワーク制度のある会社(従業員500名以上規模の正社員)の新卒3年目以内および転職後3年目以内の809人、部長クラス以上の220人を対象に行われた。
新型コロナウイルスが5類に引き下がることを受け、勤めている会社の働き方は変わるかと尋ねたところ、最も多かったのが「変わらない予定」(50.5%)。次いで「変わる予定」(41.8%)、「わからない」(7.7%)という回答が続いた。
具体的にどのように変わるのかを質問すると、「出張が増えて、実際に会って会議を行うようになる」「テレワークが減る」といった回答が寄せられた。
また部長クラス以上に対して、新型コロナウイルスが5類に引き下がった後もリモートワークをしたいか尋ねると、「定期的にしたい」(45.0%)が最も多く、次いで「スポットでしたい(体調不良時など)」(22.7%)、「毎日したい」(16.8%)、「したくない」(15.5%)と続いた。
理由を聞くと、「テレワークにより、業績が上がったため」「通勤負担が少ない」「移動時間のロスがなく、作業が進めやすいから」といった答えが寄せられた。
一方で、入社3年目以内の社員に対して新型コロナウイルスが5類に引き下がった後もリモートワークを続けたいと思うかと質問したところ、「とても思う」(34.9%)と答えたのが全体の約35%と最も多く、次いで「まったく思わない」(25.2%)、「少し思う」(22.3%)、「あまり思わない」(17.6%)と続いた。
リモートワークを続けたい理由を尋ねると「身だしなみの準備をしなくてもよいから。満員電車に乗らなくてよいから」「通勤しなくてよければ時間に余裕がうまれるため」「精神的にも身体的にも楽だから」といった回答が寄せられた。
また、リモートワークを行う上での弊害や改善した方がよいと思う点を尋ねると、「社内メンバーとのやりとりや連携が不十分になりやすい」(36.7%)が最も多く、次いで「社内メンバーとの日常会話が少なくなる」(31.2%)、「オンオフの区別がつかなくなる」(27.0%)と続いた。