映画『嘘の起源』(5月13日公開)のプレミアム上映イベントが27日に都内で行われ、後藤大、岡野海斗、秦健豪(MC)、古賀成美(MC)、杉岡知哉監督、瑚々、田口愛佳(AKB48)、安井謙太郎(7ORDER)が登場した。

  • 左から秦健豪、古賀成美、杉岡知哉監督、岡野海斗、後藤大、瑚々、田口愛佳、安井謙太郎

    左から秦健豪、古賀成美、杉岡知哉監督、岡野海斗、後藤大、瑚々、田口愛佳、安井謙太郎

同作は「人はなぜ嘘をつくのか?」という問いに、気鋭の映画監督2人が挑むプロジェクト。『絵掻きうた』と『ホワイトライ』2作の短編映画となる。『絵掻きうた』の主人公は、「相手の抱える本当の気持ち」が描く絵に現れてしまう似顔絵師で、主演を後藤大が務めるほか、岡野海斗、秦健豪、古賀成美、広橋佳苗、田中ヒロコがキャストに名を連ねる。『ホワイトライ』では、ミスマガジン2022でグランプリを受賞した瑚々が、親友との過去の出来事に縛られている就活生・楓花を演じ、楓花の親友・真由役に田口愛佳(AKB48)、楓花の幼なじみ・優太役に安井謙太郎(7ORDER)がキャスティングされたほか、北澤早紀(AKB48)、崎浜梨瑚、雨宮ゆら、川田広樹(ガレッジセール)が出演する。

イベントでは、作品にちなみ「最近ついた嘘」についてフリップでトークするコーナーも。ここでMCが安井に代わることとなり、任せられた安井は「前日に台本見てびっくりしましたよ」と苦笑する。

トップバッターの秦は「印刷業(24)」という回答で、「数年前、100人とあとちょっと出てるアイドルオーディション番組に参加させていただいてまして、現役高校生だったのに、最初の合宿のタイミングでタッグを組んだ子に『印刷業で働いてて24なんですけど』と言ったら、本当に勘違いされ、6〜7割の練習生に敬語を使われるという前代未聞のトラブルに発展したんですけど……。合宿のラストに、『僕、実は高校生でした』と言ったら、『クソガキが!』って言われました」と大きな嘘で会場を驚かせる。

さらに「おかあさんに嘘ついてラーメン」(古賀)、「嘘をついたことないっす」(岡野)、「僕マック食べないって言ったのにさっき食べやした」(後藤)とかわいらしい嘘が続いたが、瑚々は「妹に嘘ついて大量のワサビ食べさせた」と答え、周囲からは「サイコパス!」の声も。また田口は「ここは私の立ち位置なのでと先輩に…」と、AKB48のリハーサルで立ち位置を勘違いしてしまったエピソードを明かし、安井からどの先輩か聞かれたものの「ゆきりんさん(柏木由紀)とかいうレベルじゃないので許してくれるかな」と語っていた。

最後の安井は「リハーサルを無しにした…」と回答。7ORDERのツアーのリハーサルでスタジオを押さえており、予備日をどうするかスタッフに聞かれた際、リハーサルをすると言ったものの、メンバーと昼にバーベキューをしてしまったという。安井は「もうみんな言わないんだけど『これリハあるのかな?』みたいな感じになるじゃないですか。肉もいい感じでみんな買ってきて、まあ海鮮とか焼き始めちゃってるし、どうしようみたいになって、電話して『安井ですけど、ちょっとみんなで話してたんですけど、休んだ方が逆にいいんじゃないかっていう話になりまして……』『今日ありっていったんですけど、バラシにしてもらっていいですか?』みたいな」とスタッフについた嘘を明かす。心配するキャスト陣には「大丈夫です、僕まあまあ偉いんで! そのおかげでリフレッシュできて。大事ですよね、休みは」と話し、会場からは拍手が起きていた。