米Amazonは4月27日、日本では展開していないヘルスケアデバイス「Amazon Halo(ヘイロー)」の撤退を発表した。
Haloは、2020年8月からリストバンド「Halo Band」や画面付きフィットネスバンド「Halo View」、睡眠トラッカー「Halo Rise」などを展開してきたヘルスケアブランド。日本では展開していない。同社は米国とカナダのHaloに携わる従業員にHalo終了の旨を通知し、退職金や健康保険給付、就職あっせんなどを実施しているという。
Haloは7月31日をもってサポートを終了し、直近12カ月以内にHaloデバイスを購入したユーザーに全額返金する。また、未使用のプリペイドHaloサブスク料金は、ユーザーの元の支払い方法に返金され、既存のサブスク会員はサービス終了まで無料となる。
8月1日以降、HaloデバイスおよびHaloアプリは機能しなくなり、これまでのヘルスデータも8月1日以降に削除される。ヘルスデータはHaloアプリの「設定」ページからダウンロード可能で、画像はカメラアイコンの横にあるボタンから"Save images to phone"を選択することでカメラロールに保存できる。
なお、同社はHaloデバイスとアクセサリーに関して、Amazonリサイクルプログラムを通じてリサイクルすることを推奨。配送料とリサイクルに関連する費用はAmazonが負担する。Amazonリサイクルプログラムの詳細および無料UPS配送ラベルの入手は、こちらから行える(米国内のみ利用可能)。