楽天グループは4月26日、同社が運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」のユーザー7,605人を対象に実施した「海外旅行における節約とフリマアプリ活用」についての意識調査の結果を発表した。
海外旅行需要が回復する中、「楽天ラクマ」では「スーツケース」「パスポートケース」「ネックピロー」「変圧器」といった海外旅行に紐づくキーワードの検索数が増加しているという。今回の調査では、海外旅行における節約意識と、それに基づくフリマアプリの活用実態について明らかにすべく実施された。
調査対象のうち、直近1年で海外旅行を経験している920人に「旅行用に必要なものをフリマアプリで購入したか」を質問したところ、27.8%が「購入した」と答えており、4人に1人が旅行前にフリマアプリを利用していることになる。ただ、これは調査対象が「楽天ラクマ」のユーザーなので、一般を対象とした調査よりも利用率は高くなっていると思われる。
旅行用に必要なものをフリマアプリで購入したという256人に何を買ったかを複数回答で尋ねた結果が次の表。衣類やデジタルグッズなど旅行先で必要になるものも多いが、携行品を収納・運搬するために必要なスーツケース/バッグなどを購入する人も多い。
旅行用に必要なものをフリマアプリで購入したという256人に、フリマアプリの利用でどれくらい節約できたかを聞いた結果が次のグラフ。5,000円未満という人が55.9%で半分以上を占めており、それほど大きな金額を節約できているわけではないようだが、それでも10,000円以上の節約になったという人も約3割おり、4.3%は50,000円以上を節約したという。このあたりは使い方しだいといえそうだ。
調査概要
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「楽天ラクマ」ユーザー
- 回収サンプルサイズ:7,605サンプル
- 調査期間:2023年4月4日(火)~4月5日(水)
- 調査実施機関:楽天ラクマ