女優の福原遥と深田恭子が、7月スタートのTBS系火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(毎週火曜22:00~)でW主演を務めることが27日、発表された。

福原遥と深田恭子

本作は、青春と引き換えに勉強やバイト、出産に孤軍奮闘する“オトナ初心者”の18歳未婚の妊婦と、アラフォーにして恋愛素人の独身“オトナ未満女子”の年の差が倍以上で生き方も正反対の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。本作のタイトル『18/40~ふたりなら恋も夢も~』の“18/40”は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーである。

福原が演じる主人公・仲川有栖(なかがわ・ありす)は、最愛の母から影響を受けて美術館の学芸員となり海外で活躍できるキュレーターになることを夢見ているごく普通の高校3年生。その母を11歳のときに突然病気で亡くしてからは、消防士の父と二人暮らし。推薦で大学の文学部芸術学科への進学も決まっていた最中、予期せぬ妊娠によって18歳の人生が一変する。

一方、深田が演じるもう一人の主人公・成瀬瞳子(なるせ・とうこ)は、もうすぐ40歳になるバリバリのビジネスパーソン。現代アートを扱う会社で、アートとビジネスを繋ぐ仕事をしているやり手のアートスペシャリストであるが、10年間恋はマナーモードのまま。そんな年の差が倍以上で生き方も立場も違う2人が偶然出会うことによってお互いの人生が大きく変わることに――。

有栖を演じる福原は、本作がTBSドラマ初主演。2005年に子役として芸能界デビュー後、数多くの映画やドラマに出演。今春まで放送されていたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』ではヒロインを務め、着実に俳優としての実績を積み重ねている。そして瞳子を演じる深田は、2019年放送の火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』以来、4年ぶりのTBSドラマ主演となる。深田はこれまでも『初めて恋をした日に読む話』のほか『ダメな私に恋してください』(2016年)など、TBSの火曜ドラマ枠で唯一無二の存在感を放ってきた。そんな2人が、現代の女性が抱える悩みや葛藤に直面し乗り越える姿をどう表現し演じるのか。また初共演となる福原と深田が織りなす、有栖と瞳子の世代を超えた絆にもぜひ注目だ。

福原遥、深田恭子、韓哲プロデューサーのコメントは以下の通り。

■福原遥

このお話をいただき台本を読んで、今時の女性の抱えている悩みや葛藤がすごく繊細に描かれているなと思 いました。そして同時に、女性のたくましさや強さも感じました。誰でも仕事や家庭のあり方は、自分の選 択によって変わっていくと思いますが、芯がしっかりしていて自分の意思を持って突き進んでいく、18歳 なのに大人な有栖にすごく惹かれ、自分自身にも刺さる作品だなと感じました。私自身、小さい頃からお姉 ちゃんやお兄ちゃんが欲しいなとずっと思ってきた人生だったので、深田さんとこの作品で、姉妹のような 関係性でお芝居ができるのがすごくうれしいです。きっと今の時代にすごく刺さるものがある、明るく前向 きな作品になっていると思いますので、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです。

■深田恭子

私が演じる瞳子は、どうしてこんなにも有栖に心を寄せて、お節介を焼いてしまうのだろうと少し不思議な 感覚はありましたが、何とかしてあげたいという気持ちがあるからこそ、この2人の関係がだんだん成立し ていくのではないかなと感じました。福原さんと初めてお会いして、本当にすごく可愛いらしく透明感があ る方だったので、ぶつかり合うシーンが逆に難しそうだなと思いました(笑)。このドラマは、それぞれの年 代に突き刺さる内容になっていると思います。そして、私世代の方にも共感していただけるところがたくさ んある作品になっていると思いますので、皆さんにもこのドラマを見ていただき、色々感じていただけたら うれしいです。ぜひ楽しみにしていてください。

■韓哲プロデューサー

夢に向かって歩みはじめたばかりの18歳の女性と、仕事に生きてきた40歳の女性。年の差のあるふたり のシスターフッドの物語を、脚本家の龍居由佳里さんと木村涼子さんと長い時間をかけて作ってきました。 今回、物語にとって最も大切なふたりの女性を、福原遥さんと深田恭子さんという世代を代表する俳優のお ふたりに演じていただけることになり、プロデューサーとしてこの上なく贅沢なことだと感じると同時に、 身の引き締まる思いでいます。 「困難ななかでも夢をあきらめない尊さと、その人を応援し支える存在のかけがえのなさ」有栖と瞳子の姿 からそんなことを感じていただけるよう、キャスト・スタッフ全員で力を合わせてドラマを作っていきま す。この夏の放送をどうぞ楽しみにお待ちください。

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