女優の志田未来が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『勝利の法廷式』(毎週木曜23:59~)第3話がきょう27日に放送される。
ドラマオリジナルの今作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士・神楽蘭(志田未来)が、謎の脚本家・黒澤仁(風間俊介)の力を借りて現代社会の闇を暴く劇場型リーガルミステリー。
蘭の事務所に、母の弁護を依頼したいという青年・光(福山翔大)が訪れる。光の母であり、洋食屋の店主をしていた洋子(宮崎美子)が料理人の清水を、口論の末階段から突き落としてしまったという事件。光は母が清水に店を騙し取られたのだと主張する。
蘭は洋子と接見し、事情を聞く。夫とともに洋食店を切り盛りしていた洋子は5年前に夫が亡くなった後も店を続けてきたが、ついに手放す決意をした。ずっと守ってきた店の味を大切にしてくれる後継者を探していたところ、清水と出会ったという。最初は真面目な人物と思われた清水だが、契約を交わした途端に豹変。店を潰して土地を売り払うと言い出した。約束が違うと言ってもまったく聞き入れようとしない清水にカッとなり、彼を突き落としてしまったと洋子は語る。
蘭は、黒澤と蒼とともに弁護方針を話し合う。洋子は加害者ではあるものの、詐欺被害者の可能性が高く、蘭は洋子の刑を軽くしたいという思いを強くする。3人は詐欺を立証して情状酌量を狙うことに。
洋子が清水と出会ったきっかけは、会社を売りたい人と買いたい人をマッチングさせるM&Aサービスだった。蘭と蒼は契約書を確認するが、詐欺の証拠となるような不審な点は見つからない。蘭は事件について最初から調べ直すことに。第一回公判で、蘭は清水の詐欺行為を立証しようとする。それに対して検察側は動揺を見せず、洋子を尋問で追い詰めていく。洋子が不利な状況になっても、蘭は異議申し立てをしない。「なぜ、反論しなかった」と黒澤に問われた蘭は、思いがけないことを口にする。蘭が気付いた、事件の意外な真相とは。