JR東日本、東日本鉄道文化財団、青梅市は、鉄道開業150年事業の一環で、青梅鉄道公園をリニューアルすると発表した。リニューアル後のコンセプトを「中央線・青梅線の鉄道の歴史を伝える学びの場」とする。

  • 青梅鉄道公園がリニューアルされる(JR東日本提供)

青梅鉄道公園は、日本国有鉄道の「鉄道90周年事業」として1962(昭和37)年に開園し、これまで青梅市と連携を取りつつ、観光の大事な拠点のひとつとして育まれてきた。さまざまな実物の鉄道車両を保存展示している施設であり、中央線・青梅線沿線を中心とした鉄道にまつわる多くの資料や写真も展示している。しかし開園から60年を迎え、設備の老朽化等が進んでいるという。

鉄道開業150年事業の一環として、「中央線・青梅線の鉄道の歴史を伝える学びの場」をコンセプトに青梅鉄道公園のリニューアルを実施するにあたり、開園時に建てられた記念館の建替えや展示物・展示車両の見直し、追加など検討。入園方法や園内設備なども見直し、サステナブルな運営をめざすとしている。

これにともない、青梅鉄道公園は9月1日から休園(休園期間は2025年度末まで)。リニューアルの内容や時期など、詳細は改めて案内される。