フットマークは4月19日、ジェンダーレス対応「男女共用セパレーツ水着」本格販売の開始を発表した。昨年テスト販売で3校が導入、現在200校以上が検討中という。

  • 「男女共用セパレーツ水着」

同商品は、男女デザインが同じジェンダーレス水着で、上下が分かれたセパレーツ型が特徴。男女ともに身体的な違いが表れやすい部位(胸、腰、お尻など)はゆったりとしたシルエットになるように素材を変え、パターンを微調整する事で体型の違いが目立たないデザインとした。

  • 発表会で公開された「男女共用セパレーツ水着」

  • これまでのスクール水着の変遷

上着は一枚で着て泳げるようになっている。露出の軽減を図った長袖で、紫外線対策にも有効。ボトムスにはハーフパンツを採用しており、体のラインが出にくい形状に。パンツには体に密着しない生地として布帛(ふはく)素材を使用しているほか、内側にインナーパンツ付き。股上は深めの設計で、座っても背中が見えにくい仕様とした。

ロック機能式のファスナーを搭載しており、引き手部分には不意に開かないようにガードを付けている。また、水中ですそがめくれるのを防ぐために、めくれ防止ループも取り入れた。

  • めくれ防止ループ

撥水加工を施し、濡れても軽く快適な着心地を実現したという。価格は6,710円〜7,150円で、120cmから4Lまでの10サイズで展開する。カラーはコンのみ。今年度は学校単位の採用だけでなく、一般向けに4月19日からオンライン販売も行っている。