文化放送キャリアパートナーズは4月24日、「2024年卒ブンナビ学生調査(2023年3月下旬実施)」の調査結果を発表した。同調査は3月16日~27日、2024年卒業予定の学生219名を対象に、インターネットで実施した。
普段の学生生活において、コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスを意識するか尋ねたところ、63.0%が「はい」、37.0%が「いいえ」と答えた。
就職活動において、コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスを意識するかという問いに対して、69.9%が「はい」と答えている。
就活において、ChatGPTで自己PR・ガクチカ・志望動機を作成したいと思うか尋ねると、43.2%が「思う」「どちらかといえば思う」と回答した。理由として「自身の視野が広がる可能性があるため」「楽に文書を構成できるから」「自分では言葉にできないこともうまく言葉にしてくれそうだから」「すでに使用した」といった声が寄せられた。
ChatGPTで自己PR・ガクチカ・志望動機を作成したいと思わないと答えた56.7%の学生からは、「いずれかはAI判別する様な機械も出てくるであろうし、面接で結局ボロが出てバレそう」「自分なりのエピソードを語れないから」「AIに任せると人と被らないか怖い」などの理由の声が挙がった。
就活において、ChatGPTで自己PR・ガクチカ・志望動機を作成することはどう思うか尋ねたところ、45.9%が「問題ない・よいと思う」「どちらかといえば問題ない・よいと思う」と答えた。「どのようなことでも、活用できるものは活用し、悔いのない就活をするべきだと考えるため」「自身が伝えたい内容が伝わるのであれば問題ないと感じる。ほかの人のESを調べて書くのとさほど差異はないと感じる」などの声が寄せられた。
54%は「問題がある・よくないと思う」「どちらかといえば問題がある・よくないと思う」と答えた。「バレる可能性が高そう」「自分の経験を自分の言葉で言うことで伝わると考えるから」「人によって利用したりしなかったりと、公平性に欠けるため」などの声が挙がっている。
これまでもらった内々定の数を尋ねると、「1社以上」45.2%(前回比+9.2pt)と、昨対比+10.2pt増加した。現在の就活状況は、「就職活動終了した」が17.8%(前回比+8.8pt)と、昨対比+7.2ptと増加している。