「質問攻めしてくる同僚がいて疲れる」
「質問攻めするタイプの人と上手くやっていく方法が知りたい」
このような悩みを抱えている方も多いでしょう。本記事では、質問攻めがうざい・怖いと思われる理由や、質問攻めをしてしまう心理を解説します。また、質問攻めしてくる人をかわす方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
質問攻めの意味とは
質問攻めとは、相手に多くの質問をすることを指す言葉です。1つや2つの質問を投げかけるのではなく、矢継ぎ早に質問を投げかけて、まるで相手を攻めているかのような状態のことをいいます。
質問攻めがうざい・怖いと思われる理由
質問攻めをすると、「うざい」「怖い」などとネガティブな印象を持たれてしまう理由を解説します。
尋問されているような気分になる
うざい・怖いと思われる理由の1つに、まるで尋問されているかのような気分になってしまうことが挙げられます。
こちらの気持ちなどお構いなしに次々と質問されると、誰しも問い詰められているように感じてしまうでしょう。尋問されて嬉しいと感じる人はいません。
デリカシーがないように感じる
質問攻めは、デリカシーがないと感じる行為でもあります。何でもかんでも質問する様子は、相手の気持ちが考えられない、空気が読めないなどと嫌悪感を抱かれやすいです。
特に、体重や給与関係、恋愛事情などプライベートな質問を何でも聞いてくる場合、デリカシーがない人と思われやすいでしょう。
答える行為を続けると疲れる
質問されると、質問された側は当然何かしら答えなくてはなりません。質問を理解し、それに対する回答を考えて返すという行為は、一定のエネルギーを消費します。そのため、いくつもいくつも矢継ぎ早に質問されると疲れを感じてしまうでしょう。会話しているだけで疲れを感じるような相手とは、なるべくかかわりたくないと誰しも思うものです。
会話を終えるタイミングが分からない
質問攻めを不快だと感じる理由の1つに、会話を終えるタイミングが分からないことも挙げられます。矢継ぎ早に質問が飛んでくると、どのタイミングで会話を終えたらよいか分かりません。
急いでいるときや、疲れているときに会話が終わらないと、ストレスに感じるものです。面倒くさい人と思われても仕方ないでしょう。
質問攻めをしてしまう心理
なぜ相手の気持ちを考えずに質問攻めしてしまうのでしょうか。ここでは、質問攻めをしてしまう心理を解説します。
自分と相手の共通点を見つけたい
質問攻めをしてしまう心理として、自分と相手の共通点を見つけたいと思っていることが挙げられます。相手と仲良くなりたい気持ちが強く、自分との共通点を見つけるために多くの質問をしてしまうのです。その結果、質問攻めの状態に陥ってしまいます。
相手よりも優位に立ちたい
質問攻めをしてしまう心理として、相手よりも優位に立ちたいと感じていることも考えられます。
相手の情報を多く取得することで会話の主導権を握り、自分自身が会話をコントロールしたいと考えているのです。また、質問で得た回答によって、相手よりも自分の方が優れている、自分の方が裕福だなどと比較してマウントを取ることを好んでいるケースもあります。
会話が途切れる瞬間が怖い
質問攻めをする人の中には、会話が途切れる瞬間が怖いと感じてしまうタイプの人もいます。会話が止まって、その場に気まずい空気が流れることに恐れを感じるため、次々と質問をしてしまうのです。
沈黙が怖いタイプの人は会話を続けなければいけないと思い込み、不必要にプレッシャーを感じているのでしょう。必死に沈黙を埋めようと一方的に質問を投げかけているだけで、決して悪気はありません。
LINEでも使える質問攻めしてくる人をかわす方法
質問攻めをしてくる相手にどう対応していいかわからない、相手との関係を悪化させずに質問攻めをやめさせたい、と悩んでいる人も多いでしょう。ここでは、LINEでも活用できる質問攻めを上手にかわす方法を紹介します。
回答を断る
まずは、回答をきっぱりと断ることです。答えたくない質問だったり、何度も一方的に質問されたりした場合、答えたくないと相手に潔く伝えてみましょう。
前述したとおり、質問攻めをする人はさまざまな理由から周りが見えなくなっています。悪気がなく、あなたが不快に感じていると気づいていない可能性もあるのです。
質問攻めされて嫌な気持ちになっていると素直に伝えてあげることで、相手も気付いてくれるかもしれません。
別の話に切り替える
面と向かって回答を断ることが難しいと感じる場合は、別の話に切り替える方法がおすすめです。
例えば、体重を聞かれたときや給与関係について質問されたとき「それより昨日おもしろいことがあってさ」などと話題を切り替えてみましょう。はっきりと断るわけではないものの、回答はかわせます。
相手の注意をそらすためにも、興味のありそうな話題をふるのがポイントです。
答えたくないという雰囲気を出す
答えたくない雰囲気を出すことも有効なかわし方です。質問攻めに対する嫌悪感を、言葉ではなく態度や表情、雰囲気で醸し出してみましょう。対面であれば、少し口を噤んだり、下をむいたりすることで答えたくない雰囲気を出してみてください。
一方、LINEの場合は、曖昧な返事をしたり、既読スルーしたりすることで、質問に答えたくない雰囲気を出せます。そのほか、ユーモアのあるスタンプを送って話をそらすことも一つの手段です。
同じ質問を相手にそのまま返す
答えにくい質問をされたときは、相手に同じ質問をそのまま返してみるのもおすすめです。
質問している側は、基本的に自分がどれだけデリカシーがない行動をとっているのか理解していません。しかし、こちらの気分を味わうことで、自分の行為が相手に不快感を与えるものだと気づく可能性があります。不快感を与えていることに気づけば、無理に回答を迫ってくることもないでしょう。
会話するときは質問攻めしないように注意
質問攻めは、会話をしている相手を不快な気持ちにさせてしまうものです。会話するときは自分のことだけ考えて話すのではなく、相手の気持ちも考えて話さなければなりません。
人と話すときは質問攻めにならないように気をつけましょう。また、友人や同僚など周囲に質問攻めしてくる人がいて悩んでいるという場合は、本記事で紹介した上手なかわし方を参考にしてみてください。