コメダは4月26日、竹下製菓の人気チョコレートバーアイス「ブラックモンブラン」とコラボレーションした「シロノワール ブラックモンブラン」「クロネージュ ブラックモンブラン」を全国の「コメダ珈琲店」で発売する。6月下旬までの季節限定販売を予定。なくなり次第終了で、終売時期は店舗により異なる。
コメダ珈琲店「シロノワール」とは?
「シロノワール」といえば、あたたかいデニッシュにひんやりとしたソフトクリームをのせたコメダ珈琲店の看板商品。
一般的なデニッシュ生地は24層や32層が主流だが、シロノワールのデニッシュは64層に仕上げているのだとか。これは、デニッシュ間にソフトクリームをしっかりと浸透させるためのこだわりだそう。
九州のソウルフード「ブラックモンブラン」とは?
一方「ブラックモンブラン」は、佐賀県で誕生し、九州地方で絶大な人気を誇るチョコレートバーアイス。あっさりとしたバニラアイスにチョコレートとザクザク食感のクランチがコーティングされている。
ブラックモンブランという名前は、同社の前会長がアルプス山脈の最高峰「モンブラン」を訪れたときに、「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」と思ったことに由来するのだそう。
ザクザククランチとパリッとチョコレートで再現
そんな「シロノワール」と「ブラックモンブラン」がコラボしたのが「シロノワール ブラックモンブラン」(780円~840円/ミニサイズ580円~640円)。
ほかほかのデニッシュとソフトクリームの上から、チョコレートソースをたっぷりとかけ、ザクザクのクランチでデコレーションして仕上げた。
クランチは「ブラックモンブラン」と同じものをたっぷりと使用。コラボのために開発したチョコレートソースは、ソフトクリームにかけると冷やされてパリッと固まる。まるで「ブラックモンブラン」のアイスバーを食べているかのようなパリッと食感を再現した。アイスバーらしく後味はさっぱりとしている。
"くつろぎ"で地域の商品の魅力を全国発信
コラボを持ちかけたのはコメダ側。同社では"くつろぎ"で人と地域と社会をつなぐことを目指し、各地域で愛され続ける銘菓とのコラボレーションを通じて商品の魅力を全国に発信し、両社の想いや価値を全国に届けたいと考えているのだそう。
完成品を食べた両社長は、ともに次のように太鼓判を押している。
「ブラックモンブランはコンビニやスーパーで販売させていただいているので、一般流通に耐えられるような商品にするためにバニラアイスクリームをカッチカチに固める必要があります。工場でできた一番おいしいまだやわらかいアイスクリームの状態をお客様にお届けすることができません。もちろん固まったアイスクリームもおいしいのですが、今回のシロノワールは私たちが提供したかったできたての理想系です。やりたかったことをコメダさんの店舗で実現していただけました」(竹下製菓 代表取締役社長 竹下真由氏)
「本当においしくてびっくりしました。私は東京生まれ東京育ちでブラックモンブランは存じ上げなかったのですが、食べてみたらこれぞコラボの最高傑作だと思いました」(コメダ代表取締役社長 甘利祐一氏)
「クロネージュ ブラックモンブラン」(680円~740円)は、あたたかいココアバウムクーヘンとソフトクリームにチョコレートソースを合わせ、ザクザククランチをたっぷりトッピングした。
竹下氏は「ブラックモンブランを知っている人もそうでない人もどちらのお客さまにもご満足いただける一品になっています。どちらの方もぜひ楽しみに店舗に足を運んでみてください」、甘利氏も「ぜひこの自信作を召し上がっていただきたい」と呼びかけた。