かわいらしいアオリイカがモチーフの「ぐい呑み」がTwitterで注目を集めています。まるで生きているかのようなクオリティ!

  • まるで生きているかのよう(@Usaginorara1より引用)

  • ツヤツヤです(@Usaginorara1より引用)

作者は、陶芸作家の兎(@Usaginorara1) さん。日本酒を飲むための酒器・ぐい呑みの底に、これまた小さなアオリイカがあしらわれています。これでお酒を飲んだら、不思議とイカの味がしてきそう……なんて思わされるほどのリアルでいきいきとした造形です。

  • (@Usaginorara1より引用)

投稿には、「これは良いな!実に良いぞ!」「すごいめっちゃリアル」「かわいい…」などなど称賛のコメントが多数寄せられています。編集部では、作品づくりのきっかけなどについて兎さんを取材しました。

窯から出すまでわからない…

――こちらの作品を作ろうと思ったきっかけは

私自身、生き物が好きで「このような作品があればいいな、欲しいな」という思いがあったからです。

――苦労した点は?

1200度以上の高温で焼いて仕上げるのですが、その際に歪んでしまったり、色が変わってしまったり、ヒビが入ってしまったりと失敗することも多いです。作成途中でうまくできていると思っていても、焼いて窯から出してみないと本当にうまくできているか分かりません。

大まかな制作工程として「形成」「素焼き」「色付け」「釉薬がけ」「本焼き」があるのですが、手を掛けて作ってきたのに、最後の「本焼き」で失敗してしまうと本当に悲しいです。うまくいかないことも多い中で、上手にできたときはとてもとても嬉しいです!

――こだわりのポイントを教えてください

モチーフとなる生き物がいきいきして見えるように、特に目が綺麗に表現できるよう努力しています。

――たくさんの反響が寄せられています

たくさんの方々に作品をご覧いただけてとてもとても嬉しいです! 作品作りの励みになります。


兎さんは、ほかにもカエルや亀、メンダコなどさまざまな生き物をモチーフに陶器を制作しています。気になったらぜひアカウントをチェックしてみてください。