アンファーは4月13日、「ニッポン健康大調査2023」の結果を発表した。調査は、全国の20代~60代の男女4,700名(47都道府県各100名、性年代記等割付)を対象にインターネットで行われた。
同調査における「健康実行力」は、「運動」(週に2回以上、30分以上の運動を行う)、「食生活」(朝食週に5回以上、間食・夜食をしない食事時間が20分以上)、「睡眠」(睡眠時間が6時間以上8時間未満、寝る前のスマホが1週間に1回未満)、「嗜好品」(飲酒週5日以下・1合以下、喫煙をしないまたはやめている)、「ストレス」(18項目のストレス尺度から、ストレスの強さを算出)の5項目から算出している。
その結果、47都道府県「健康実行力」ランキング1位は、昨年43位だった「福岡県」(偏差値69.81点)がジャンプアップし、堂々の1位に輝いた。1週間あたりの運動頻度が1位、ストレッチやヨガの習慣が2位、飲酒習慣が3位になるなど、昨年下位だった「運動」「睡眠」「嗜好品」の3項目が10位以内にランクイン。全項目が平均を上回り、バランスよく1位となった。
以下、2位「千葉県」(偏差値69.76点)、3位「東京都」(同68.95点)、4位「広島県」(同62.78点)、5位「茨城県」(同62.22点)が上位にランクイン。一方、下位は47位「北海道」(同30.13点)、46位「青森県」(同30.78点)、45位「福井県」(同32.92点)となった。
「北海道」は、「運動」「食生活」「嗜好品」のスコアがいずれも低位にとどまっている一方、「睡眠」スコアは回復傾向に。特に、早寝早起きや睡眠に関する項目が高いほか、自転車・サイクリングが1位なのも特徴的。ただし、運動頻度や運動時間が少なく、運動習慣そのものは全体として低位となった。