女優の高畑充希、俳優の田中圭がW主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『unknown(アンノウン)』(毎週火曜21:00~)第2話がきょう25日に放送される。
ドラマオリジナルの同作は、週刊誌のエース記者でその正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と、交番勤務の熱き警察官ながら想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中)という、秘密を打ち明ける勇気が出ず結婚に踏み切ることができずにいた2人が、“遺体から血を抜く”猟奇的な連続殺人事件に巻き込まれていくラブサスペンス。第1話見逃し配信数は、189万回を記録している(24日時点)。
「あのね……私、吸血鬼なんだ。それでも、好きでいてくれる?」――第1話で、火事で燃えている家から取り残された虎松を怪力で救出し、嫌われるのが怖いという不安に苛まれながら、秘密をカミングアウトしたこころ。キスで応えた虎松に、秘密を受け入れてもらえたと感じて思わず涙したのだが、第2話では虎松が冗談だと思っていたことが発覚する。半笑いで「吸血鬼ってマジで言ってる?」「そういうキャラでいきたいってこと?」と本気で取り合おうとしない虎松の言葉にこころは絶望。「婚約解消だよ!」と泣き叫んで立ち去ってしまう。こころの怒りを目の当たりにした虎松は、ふと一緒にいたときの行動を思い出す。ニンニクを全部虎松の皿に入れていたこと、十字架にムズムズしていたこと、日光がダメなこと……にわかに信じがたい記憶の数々がフラッシュバックする中で、虎松は「それでももっとこころのことが知りたい」と考える。
そんな虎松がこころのママ・伊織(麻生久美子)とパパ・海造(吉田鋼太郎)が暮らす闇原家を訪問。松明が焚かれたお城のような外観の家に恐る恐る足を踏み入れると、棺桶から突如海造が現れ虎松は大絶叫する。娘ラブな海造は虎松との結婚に猛反対。虎松が何を言ってもハイテンションで「NO!」を突きつけるばかり。しかしこころとこころの両親、そして吸血鬼のことを本気で知りたいと願う虎松は、負けじと質問攻めにする。
田中と吉田は絶妙な掛け合いを繰り広げ、『おっさんずラブ』チームの真骨頂というコメディ展開に。闇原家に並ぶ「血」グッズの数々にも注目だ。