資生堂は4月20日、資生堂ベネフィーク「コロナ3年を経た春の新生活ストレス実態調査」の結果を発表した。調査期間は3月8日~9日、調査対象は20~69歳の女性、有効回答は500人。
「新生活」と聞いて浮かぶ感情を尋ねると、「不安」と「緊張」が同率の44%で最多、次いで「ワクワク」が38%、「期待」が32%との順に。不安・緊張・憂鬱のいずれかを選んだ人は計61%で、過半数が"新生活ブルー"を感じていることがわかった。
コロナ禍で新しい人と出会うことに、「緊張するようになった」「少し緊張するようになった」と答えた人は33%。またコロナ禍の「出社意識」や「ソーシャルディスタンス」などについて、周りの人との価値観の違いを感じたことがある人は約半数の49%で、それに対してストレスを感じたことがある人は85%にのぼった。
新型コロナが5類に引き下げられることで、コロナ関連のストレスは軽減されると思うかとの問いには、49%が「変わらない」と回答した。
新生活の時期に肌トラブルが生じたことが、「よくある・たまにある・一度はある」人は68%。また新生活に対して不安・緊張・憂鬱のいずれかを浮かべる人の割合を肌トラブルの有無で比べたところ、肌トラブルがある人は76%、肌トラブルがない人は24%となり、肌トラブル経験者ほどネガティブな感情を浮かべる人が多い結果となった。